候補者ジョブ応募のロードに関するガイドライン
このトピックでは、HCMデータ・ローダーを使用してジョブ応募をロードする際の考慮事項について説明します。
候補者ジョブ応募の作成に関する考慮事項
- 現在アクティブなジョブ応募のみロードします。 履歴のジョブ応募をレポート作成の目的でロードすることはお薦めしません。
- 候補者ジョブ応募のロード中に、必要な
Source
およびSourceMedium
属性を指定します。 これらを指定しない場合、Source
属性は内部キャリア・サイトにデフォルト設定され、SourceMedium
属性はキャリア・サイトにデフォルト設定されます。 - ジョブ応募は候補者選択プロセス(CSP)の最初のフェーズおよび状態にのみロードできます。
- レガシー・システムから移行する際、ジョブ応募をCSPの最初のフェーズおよび状態にロードし、後でターゲット・フェーズおよび状態まで自動進行させるか、CSPルールに従ってHDLを使用して手動で移動します。ヒント: ジョブ応募でフレックスフィールドを構成して移行済ジョブ応募としてマークし、移行マーカーを読み取るFastFormulaを作成してターゲット・フェーズおよび状態に自動進行します。
- オファーを含むジョブ応募のロードはサポートされていません。 受諾済オファーは「新規採用」または「処理待ち就業者」としてロードすることをお薦めします。
ユーザー・キー
ジョブ応募をロードする際は、次の両方のユーザー・キーを指定する必要があります:
- RequisitionNumber
- CandidateNumber
候補者ジョブ応募の削除に関する考慮事項
- ジョブ応募は
InactivateFlag
属性を使用して削除できます。 これはジョブ応募のソフト削除にのみ影響します。 - ジョブ応募を削除するには、状態が終了状態である必要があります。
候補者ジョブ応募の移動に関する考慮事項
HCMデータ・ローダーを使用して、ジョブ応募を現在のフェーズおよび状態から目的のフェーズおよび状態に移動できます。 ただし、目的のフェーズへの移動は検証を伴い、CSPで設定されたルールに基づいて許可されます。 CSPで設定された必須条件を満たさずに、ジョブ応募を必須フェーズより後または状態から移動することはできません。
これらのルール・セットに基づいて、ジョブ応募をオファー・フェーズおよびオファー・フェーズ内の状態に移動できます。 ジョブ応募をオファー・フェーズから、オファー・フェーズとHRフェーズの間のカスタム・フェーズに移動することもできます。
ノート: ジョブ応募の目的のフェーズおよび状態への移動日時には、ロードの日時が記録されます。
オファー・フェーズ内でのジョブ応募移動
オファー・フェーズでは、次の移動がサポートされています:
開始の状態 | オファー・フェーズ内の移動先の状態 |
---|---|
オファー・フェーズ前のフェーズの任意の状態 |
|
作成予定 |
|
下書き |
|
承認待ち |
|
承認否認済 |
|
承認済 |
|
提示済 |
|
受諾済 |
|
雇用主により否認済 |
|
候補者により取下げ済 |
|
HRフェーズ内でのジョブ応募移動
候補者によってオファーが受諾されたら、HCMデータ・ローダーを使用して、オファーをHRフェーズおよび「自動処理待ち」状態に移動できます。 オファーが自動処理用に選択されます。
HR処理中にエラーが発生した場合は、HCMデータ・ローダーを使用して、ジョブ応募を「雇用主により否認済」または「候補者により取下げ済」のいずれかの終了状態に移動できます。