等級レートのロードに関するガイドライン
等級レートは、給与、賞与、超過勤務などの支払タイプに関する一般情報のコレクションです。 これには、通貨、支払の周期、年換算係数などの詳細が含まれます。
たとえば、超過勤務レート・アナリスト等級レートには、アナリストに支払われる超過勤務手当に関して、この情報を指定できます。 等級レートは、等級レート値に関連付けられます。 関連するそれぞれの等級レート値は、等級と等級の支払固定額または支払範囲を示します。 支払範囲については、最小値と最大値の両方を指定する必要があります。 このトピックでは、等級レートを正常にロードするために理解する必要がある等級レート・オブジェクトの側面について説明します。
参照オブジェクトのロード
等級レートと等級レート値は、国別仕様データ・グループに対して作成されます。 このため、等級レートをロードする前に、国別仕様データ・グループ・オブジェクトが存在する必要があります。
翻訳される等級レート名のロード
ロードするユーザーの言語で、等級レート名を指定します。 等級レートが存在するようになった後、等級レート名を他の対応言語に翻訳するためのGradeRateTranslation.datファイルを指定します。 次の例では、既存の等級レートの名前を翻訳します。 ここでは、ソース・キーによって等級レートが識別されます。
METADATA|GradeRateTranslation|SourceSystemOwner|SourceSystemId|EffectiveStartDate|Language|GradeRateName
MERGE|GradeRateTranslation|VISION|GR_CIV_SAL|2000/01/01|FR|Salaire civile
等級レートの削除
給与ベースなどの他のオブジェクトで参照されていない場合は、HCMデータ・ローダーを使用して等級レート・オブジェクトを削除できます。 等級レートを削除すると、その関連する等級レート値が自動的に削除されます。 次のGradeRate.datファイルの例では、既存の等級レートとその等級レート値を削除します。 ここでは、ソース・キーによって等級レートが識別されます。
METADATA|GradeRate|SourceSystemOwner|SourceSystemId|EffectiveStartDate
DELETE|GradeRate|VISION|GR_CIV_SAL|2000/01/01