個人住所のロードに関するガイドライン

個人住所は就業者オブジェクトのコンポーネントです。個人住所は次の2つの方法で検証されます。

1つ目はユーザーがレスポンシブ・ページでアドレスを作成するときに実行される検証です。住所は地理の管理タスクで指定した地理データ構成に基づいて検証されます。

ただし、RESTおよびHCMデータ・ローダーを使用して住所データがロードされた場合、この検証は適用されません。これらのシナリオでは、事業所表名= PER_ADDRESSES_F、実行タイプ= ALL、国コードのパラメータを指定して、マスター地理に対する住所の地理の検証ESSプロセスを実行できます。このESSプロセスでは、検証と一致しない住所のリストが出力されます。次に、これらの住所を修正できます。
2つ目の検証方法は、Oracle提供のビジネス・ロジック・ユニットを使用する方法です。たとえばオランダのビジネス・ロジック・ユニットの場合、郵便番号はNNNNAAの書式に従う必要があります(Nは数値、Aは大文字または小文字)。住所データのロード時にこれらの検証をトリガーするかどうかを指定できます。これを行うには、「設定および保守」作業領域の「国または地域別の機能の管理」タスクで、特定の国または地域の「住所検証」チェック・ボックスを選択します。「住所検証」が選択されていない場合、HCMデータ・ローダーまたはUIを使用して住所データがロードされたときにビジネス・ロジック・ユニット検証が適用されません。

住所属性に対する国固有の検証については、Oracleサポートのローカライズに関する文書を参照することをお薦めします。