ワークフォース・スケジューリング用のワークロード・プランのロードのガイドライン

任意の日付範囲および時間にわたってワークフォース・スケジューリング・アクティビティの目標として使用する日次作業負荷要件を設定できます。 WorkloadPlanオブジェクトおよびHCMデータ・ローダーを使用して、スケジュールのベースライン、調整済および実績ワークロード・データをインポートします。

WorkloadType属性値は、インポートされるデータのタイプを識別します:

ベースライン: 予算など、数か月、四半期または年度の長期所要量。
調整済: 予測などのユーザー定義期間に対する中期要件、または予算計画値のかわりに使用するプラン更新。
実績: 実際の情報を提供するために、電子医療記録やPOSアプリなどのリアルタイム情報収集アプリから使用される短期的な要件。この属性は、調整された値の代わりに使用します。

ワークフォース・スケジューリングでは各要件が保持され、ワークロード連結プロセスでは、使用する現行の最適値を識別するロジックが適用されます。

この順序で最新のワークロードを検索: 実績、次に調整済、最後にベースライン。
適切なワークロードが見つかるとすぐに検索が停止します。

スケジューラがワークフォース・スケジュールを生成する場合、対応するカバレッジ差異計算では最新のワークロード要件が使用されます。カバレッジ差異は、現在のワークロード要件とスケジュールされたシフトの差異です。

ワークロード・プランのインポートでは、ワークロード・プラン情報に対する取得、作成、更新および削除アクションがサポートされます。 HCMデータ・ローダーの使用時にサロゲート、ユーザーまたは主キーを指定して、既存のワークロード・レコードを編集および削除することもできます。

検証

WorkloadPlanオブジェクトのHCMデータ・ローダー・プロセスでは、次の検証が実行されます:

すべての必須パラメータに有効な値があります。
- ワークロード・タイプ値は、「ベースライン」、「調整済」または「実績」である必要があります。
- 開始時間と終了時間の値は、HH:MM形式である必要があります。
- 開始時間は15分間隔にする必要があります。たとえば、開始時間が9:00、9:15、9:30または9:45のレコードは処理されますが、開始時間が9:07、9:19または9:53のレコードは無視されます。
- 取得および更新のワークロード・プラン・コード値は、ワークフォース・スケジューリングに存在する必要があります。
- ワークロード値は24時間を超えることはできず、10進値または負の値ではなく正の整数である必要があります。シフト期間が1200から1600の場合、ワークロード値を整数にするには4で割る必要があります。
- これらの属性に指定した値は、Oracle Fusion Cloud Global Human Resourcesに存在する必要があります:
  - 部門名
  - 事業所コード
  - ジョブ・ファミリ名
  - スケジューリング・グループ
  - 職務コード
  - ポジション・コード
- 「単位の指定」の値は、ORA_HTS_WORKLOAD_UOM参照の参照の意味(就業者、時間、分など)と一致する必要があります。
終了日が指定の開始日以降であり、対応する終了時間が開始時間より後です。
削除アクションは、次の条件では無視されます:
- アクティブなスケジュール生成期間が、削除に指定された開始時間と終了時間と重複しています
- 36か月の保存期間内に削除が発生した場合