サードパーティ支払登録
「第三者支払登録の実行」タスクを使用して、積上支払および複数控除支払についてレポートします。 すべての第三者支払の要約または詳細リストを表示できます。
ホーム・ページの「自分のクライアント・グループ」の「給与」にある「フローの送信」タスクを使用し、「第三者支払登録レポートの実行」フローを送信してレポートを実行します。
開始する前に、前払金の計算と検証および支払の生成後にレポートを実行します。
レポートのパラメータ
パラメータ値によって、レポートに含めるレコードが決まります。 たとえば、特定の連結グループまたは給与関係グループに対してこのレポートを実行できます。 これらのグループは、使用する前に事前に定義しておく必要があります。 ほとんどのパラメータはわかりやすく説明されていますが、次のパラメータは、このレポートのコンテキストにおいて特別な意味を持ちます。
スコープ
レポートの結果は、この表に示すように、レポートのスコープを指定して制御します。
スコープ値 |
レポート結果 |
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サマリー |
受給者別の支給のリストが表示されます。 |
詳細 |
第三者支払に関する従業員および控除情報の詳細を提供します。 |
給与
必要な給与名を選択します。 選択した給与計算のレポートが生成されます。
プロセス開始日
開始日を入力して、このプロセスの日付範囲を定義します。
プロセス終了日
終了日を入力して、このプロセスの日付範囲を定義します。
連結グループ
連結グループを選択して、この連結グループに含まれるすべての給与の支払を表示します。 連結グループでは、レポート目的で様々な給与のグループ化を定義します。 値を選択しない場合、給与に割り当てられたデフォルトの連結グループが使用されます。
給与法定ユニット
給与法定ユニット(PSU)を選択して、特定の給与法定ユニットに対する支払を表示します。
税レポート・ユニット
税レポート・ユニット(TRU)を選択して、特定の税レポート・ユニットの支払を表示します。
給与関係グループ
給与関係グループ名を定義している場合は、その名前を選択します。 給与関係グループは、給与、データ入力およびレポート作成のために処理される個人を制限します。 たとえば、グループを作成して、雇用終了従業員のレポートを処理できます。
個人
各従業員の支給を検証する個人番号を選択します。支給額、銀行、小切手などの情報は、詳細レポートでレポートされます。
プロセス構成グループ
可能な場合は、値を選択します。 プロセス構成グループを使用して、給与プロセスのルール(パスワード、スレッド数など)を設定します。 プロセス構成グループを選択しない場合、プロセスではデフォルト・グループ内のパラメータが使用されます。
ここで選択する前に、「オブジェクト・グループ」タスクを使用して、給与関係グループまたはプロセス構成グループを定義します。
受取人
小切手支払プロセスを実行する受給者を選択し、各受給者に対して行われた個々の支払およびロールアップ支払の支払詳細を表示します。
次のパラメータを使用して、支払カテゴリ、タイプ、ステータスおよびメソッド別に支払われた合計金額を含む、個々の支払のリストを表示します:
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支払カテゴリ
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支払方法
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支払プロセス
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支払タイプ
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支払ステータス
レポート結果
レポートの結果は、次に示すように、レポートの実行中に選択したスコープ値によって異なります。 どちらのフォーマットも受給者ごとに改ページされるため、各受給者に支給詳細を個別に指定できます。
要約レポートには、各受取人に対して行われた支払が、支払ソース、支払ステータスおよび支払カテゴリ別に表示されます。 レポートには、給与法定ユニット、税レポート・ユニット、従業員および控除に関する情報は表示されません。 これは、積上支払にPSUおよびTRUの従業員が含まれているためです。
詳細レポートには、次を含む複数層レイアウトがあります:
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各受取人に対して行われた個々の支払および積上支払の支払詳細。 各受給者レポート内で、支払はさらに次のものに分割されます:
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単一控除および複数控除を含む、個別支払の従業員控除情報
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積上支払の従業員控除情報
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各複数控除支払および積上支払の連結合計
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計算カードに格納されている標準控除項目の控除項目参照詳細
詳細が使用できない場合は、空白の控除参照が表示されます。
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任意控除項目のエレメント名
要約レポートと詳細レポートの両方について、Microsoft Excelファイル形式でデータの表形式出力用に独自のテンプレートを作成できます。