これは実装ユーザー向けのステップで、「採用までの時間」を除くすべてのOracle AI Apps機能に適用されます。
重要: すべてのAI機能が期待どおりに機能するように、次のステップを完了する必要があります。
これらのスケジュール済プロセスは、Oracle HCMからデータを抽出し、接続されているAI Apps環境に転送します。 このデータは機械学習パイプラインによって処理され、カスタムの機械学習モデルが構築されます。 アクティブ化するAIアプリケーションおよびデータ収集プロセスについては、「タレント管理用Oracle AI Appsにようこそ」のトピックの表を参照してください。
次の点に注意してください。
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これらのステップは、「採用までの時間」を除くすべてのAI機能で必要です。
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前のセクションで概説したステップを完了していない場合は、これ以上続行しないでください。
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AI Appsと統合するには、ORA_HRT_AI_SKILLS_ASSISTANTプロファイル・オプションまたはORA_HRD_AI_BEST_ROLESプロファイル・オプション(あるいはその両方)を「はい」に設定する必要があります。
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Oracle HCMアプリケーションにサインインし、「設定および保守」作業領域へナビゲートします。
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「管理者プロファイル値の管理」タスクを検索してクリックします。
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プロファイル・オプションORA_HRT_AI_SKILLS_ASSISTANTまたはORA_HRD_AI_BEST_ROLESを検索して選択します。
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「プロファイル値」セクションで、「プロファイル・レベル」が「サイト」に設定されていることを確認します。
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「プロファイル値」フィールドを「はい」に設定します。
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「保存して閉じる」をクリックします。
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非本番環境でこれらのステップを実行する場合は、ジョブを1回のみ実行するように設定します。 これを本番環境で設定する場合は、繰返しスケジュールを設定する必要があります。 Oracleでは、これらのスケジュール済プロセスを最初は週に1回実行し、その後、より頻繁に実行する必要があるかどうかを判断することをお薦めしています。 たとえば、重要な採用サイクルがある場合や、コンピテンシを改訂した場合などに、より頻繁な実行が必要になることがあります。 これらのスケジュール済プロセスは最初の実行で履歴データの抽出を試みるため、実行にはかなりの時間を要します。 以降の実行では最後の実行以降の増分変更のみが抽出されるため、プロセスの実行時間は短くなります。
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スケジュール済プロセスが完了すると、HCM Cloudからの匿名化されたデータがAIクラウド・サービスにエクスポートされます。 このデータの処理は自動的に開始され、データの量に応じて完了までに約8-12時間かかることが予想されます。 このプロセスが完了すると、推奨の提示が開始されます。
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AIタレント・ベスト・マッチがすでにアクティブ化されている状況で「ダイナミック・スキル」をアクティブ化しようとしている場合、これらのスケジュール済プロセスがすでに環境で実行されている可能性があります。 プロセスの再実行が不要になることがあります。