AI Apps機能の収集ステップ

次のステップは、採用までの時間を除くすべてのOracle AI Apps機能に適用され、実装ユーザー向けです。

重要: すべてのAI機能が期待どおりに機能するように、次のステップを完了する必要があります。

これらのスケジュール済プロセスは、Oracle HCMからデータを抽出し、接続されているAI Apps環境に転送します。このデータは機械学習パイプラインによって処理され、カスタムの機械学習モデルが構築されます。アクティブ化するAIアプリケーションおよびデータ収集プロセスについては、「タレント管理用Oracle AI Appsにようこそ」のトピックの表を参照してください。

次の点に注意してください。

これらのステップは、採用までの時間を除くすべてのAI機能に必要です。
前のセクションで概説したステップを完了していないかぎり、これ以上続行しないでください。
AI Appsと統合するには、ORA_HRT_AI_SKILLS_ASSISTANTプロファイル・オプションまたはORA_HRD_AI_BEST_ROLESプロファイル・オプション(あるいはその両方)を「はい」に設定する必要があります。
1. Oracle HCMアプリケーションにサインインし、「設定および保守」作業領域にナビゲートします。
2. 「管理者プロファイル値の管理」を検索してクリックします。
3. プロファイル・オプションORA_HRT_AI_SKILLS_ASSISTANTまたはORA_HRD_AI_BEST_ROLESを検索して選択します。
4. 「プロファイル値」セクションで、プロファイル・レベルが「サイト」に設定されていることを確認します。
5. 「プロファイル値」フィールドを「はい」に設定します。
6. 「保存してクローズ」をクリックします。
非本番環境でこれらのステップを実行する場合は、ジョブを1回のみ実行するように設定します。これを本番環境で設定する場合は、繰返しスケジュールを設定する必要があります。オラクルでは、これらのスケジュール済プロセスを最初に週に1回実行してから、より頻繁に実行する必要があるかどうかを判断することをお薦めします。たとえば、重要な採用サイクルがある場合や、コンピテンシを改訂した場合などに、より頻繁に実行する必要がある場合があります。スケジュール済プロセスが履歴データの抽出を試行するため、これらのスケジュール済プロセスの最初の実行にはかなり時間がかかります。後続の実行では、最後の実行以降の増分変更のみが抽出されるため、高速になります。
スケジュール済プロセスが完了すると、HCM Cloudの匿名化されたデータがAIクラウド・サービスにエクスポートされます。このデータの処理は自動的に開始され、データの量に応じて完了までに約8～12時間かかることが予想されます。このプロセスが完了すると、推奨事項の表示が開始されることが予想されます。
AIタレント・ベスト・マッチがすでにアクティブ化されており、ダイナミック・スキルをアクティブ化している場合、これらのスケジュール済プロセスがすでに環境で実行されている可能性があります。プロセスを再実行する必要がない場合があります。