リソースのインポート・マクロへのデータの入力とインポート

リソース・インポート・マクロにデータを入力してインポートする方法を次に示します。最大5,000件のユーザーを一度にインポートできます。複数のユーザーをバッチでインポートする場合、1つのインポートが完了してから次のインポートを開始するようにしてください。

  1. 次の情報があることを確認します。
    • 法的エンティティ名(通常は、会社名の後にLEが続きます)
    • ビジネス・ユニット名(通常は、会社名の後にBUが続きます)
    • 最初のユーザーまたはインポートするユーザーを管理するリソースに属するリソース組織の名前。

      リソース組織名は、作成したリソースとインポートしようとしているリソースの間のリンクを形成します。たとえば、設定アシスタントで作成したCEOの部下であるユーザーをインポートする場合は、設定アシスタントでそのCEOに入力したリソース組織名を入力する必要があります。リソース階層は人事階層とは異なるため、リソース階層内のマネージャはHR組織内の実際のマネージャと同じ個人である必要はないことに注意してください。

  2. 先ほどダウンロードしたリソース・インポート・マクロのファイルを開きます。
  3. 必要に応じて、Microsoft Excelでマクロを有効化します。
  4. Role Detailsワークシートをクリックします。標準の営業ロールがリストされます。
    • 最高経営責任者
    • 営業管理者
    • 営業マネージャ
    • 営業部長
    • 営業担当
  5. 設定アシスタントまたは手動で追加のリソース・ロールを作成した場合、サーバーからロールを移入をクリックして、「ログイン」ウィンドウに次の詳細情報を入力します。
    • 環境のホスト情報。

      ホスト名は、環境のURLのhttps://から次のフォワード・スラッシュ/までの部分です。アプリケーションにサインインするとURLから正しいホスト名を取得できます。URLが異なっているので、アプリケーションのサインイン・ページからホスト名をコピーしないでください。

    • ユーザー名
    • パスワード

    テスト環境用のサンプルのホスト情報を含む「ログイン」ウィンドウのスクリーンショットを次に示します。

    ホストのサンプル・データ、サンプルのユーザー名、マスクされたパスワード が表示された「ログイン」ウィンドウのスクリーン・キャプチャ。
  6. 「発行」をクリックします。

    マクロにより、追加のリソース・ロールが取得されます。すべてのロールをResourceワークシートの「Resource Role」列の値リストから選択できます。

  7. Resourceワークシートにないリソース属性をインポートするには:
    1. Attributes Mappingワークシートをクリックします。
    2. Fetch Attributes from Serverをクリックしてサインインします。
    3. Attribute Name列に属性を追加するには、値リストを使用します。
    4. 「列ヘッダー」を使用すると、属性に、Resourceワークシートの列ヘッダーとして表示される別の名前を指定できます。
    5. Update Headersをクリックします。

      新しい属性は、Resourceワークシートの最後の列に追加されます。

  8. Resourceワークシートをクリックします。
  9. シートの上部のフィールドに、法的エンティティおよびビジネス・ユニットを入力します。
  10. 営業階層の下位に向かって順にインポートする営業ユーザーを入力します。インポートするユーザーごとにマネージャ組織名を入力する必要があるため、上位から始める必要があります。

    マクロでは、リソース組織名を使用してリソース組織階層を作成します。マクロの列に入力する内容の概要を次に示します:

    入力内容
    First Name 販売アプリケーションに表示する名を入力します。
    Last Name 販売アプリケーションに表示する姓を入力します。
    Email 一意のEメール・アドレスを入力します。
    Resource Role リストから、ユーザーに割り当てるリソース・ロールの名前を選択します。データをワークシートに貼り付けると、インポート時に検証されます。
    Organization Name 各マネージャのリソース組織の名前を入力します。一般社員のエントリは、そのマネージャの組織を継承するため、無効になっています。

    ここで入力した組織名は、UIの「リソース・ディレクトリ」およびその他の場所に表示されます。

    Manager Organization Name ユーザーのマネージャの組織名を入力します。マネージャに入力した名前をそのまま入力する必要があります。余分なピリオドや大文字への変更によっても、インポートが失敗する可能性があります。
  11. 入力が完了したら、「インポート・アクティビティの作成」をクリックします。
  12. エントリのエラーを修正するよう求められた場合、次の手順を実行します。
    1. 「OK」をクリックします

      Errorワークシートにエラーが表示されます。

    2. 列Dの各エラーのリンクをクリックし、Resourceワークシートで修正します。
      ノート: エラーを修正した後、修正を認識させるため、フィールド外をクリックする必要があります。
    3. 「インポート・アクティビティの作成」を再度クリックします。
  13. 「ログイン」ページで、必要に応じてホスト、ユーザー名およびパスワードを入力します。

    サーバーからロールを取得したときにRole Detailsワークシートにこれらの詳細をすでに入力していた場合、同じ値がここに表示されます。

  14. 「発行」をクリックします。

    アプリケーションに、次の表に示すメッセージのいずれかが表示されます。

    メッセージ 意味
    The file import activity was submitted successfully. インポートが開始されました。ファイル・インポート・アクティビティが正常に発行された場合、確認メッセージにジョブIDが表示されます。
    Unable to connect to the server at this time. 不正なホストを入力した可能性があります。
    Unable to submit the file import activity. Check log for details. Errorsワークシートを開いて、エラー詳細を表示してください。
  15. インポート・アクティビティが正常に発行された場合は、「アクティビティ詳細」をクリックして進捗を監視します。

    「アクティビティ詳細」ウィンドウには、インポート・アクティビティの名前、IDおよびステータスがリストされます。

    インポートは完了に数分間かかる場合があります。

    • 「リフレッシュ」をクリックすると、ステータスを定期的にリフレッシュできます。
    • インポートが正常に完了すると、ステータスはCompletedになります。
  16. インポート・アクティビティがエラーで完了した場合の修正方法を次に示します。
    1. 「ログの生成」をクリックして、エラー・メッセージを表示します。
    2. Errorsワークシートで、「Location」列(D)の値をクリックしてレコードにナビゲートし、問題を修正して「発行」を再度クリックし、新しいインポート・アクティビティを作成します。
  17. インポートが完了してステータスが「完了」の場合は、「ログの生成」をクリックして、インポートした営業ユーザーをリストしているファイルを保存できます。

    ファイルは、マクロを保存した宛先フォルダに保存されます。

  18. 後で更新するためにデータを含むマクロを保存します。マクロを使用して、名前のスペルミスなどの軽微な更新を行うことができます。いくつかの追加作業で、マクロを使用して営業階層を変更することもできます。
  19. ユーザーの作成が完了したので、「ユーザーの管理」ページまたは「リソース・ディレクトリ」からインポートを確認します。