ユーザーおよびセキュリティの概要

Oracleクラウド・アプリケーションへのアクセスは、ロールベースのアクセス・コントロール・モデル(RBAC)を使用して保護されます。RBACでは、ユーザーに(多くの場合、自動プロビジョニングを介して)ロールが割り当てられ、保護されたシステム・リソースに対するアクセス権限がロールに割り当てられます。

初期実装では、いくつかのタイプのユーザーを作成します。

開始するユーザーのタイプ

ユーザー・タイプ	一般的なタスク	一般的なロール
実装ユーザー(設定ユーザーとも呼ばれる)	設定ユーザーおよび他のユーザーの作成 Oracleから提供された初期ユーザーに、設定に参加する権限を付与 スケジュール済プロセスのモニター ユーザーの管理(自分自身および他のユーザーへの追加の権限の付与、パスワードのリセットなど)	アプリケーション実装コンサルタント ITセキュリティ・マネージャ アプリケーション診断管理者 従業員
管理者	プロファイル・オプションの設定 一部のスケジュール済プロセスの管理 参照タイプおよびその他のUIアーティファクトの変更	営業管理者 CRMアプリケーション管理者
営業リソース	リード、商談、アカウント、アクティビティなどのトランザクション・ページへのアクセス	営業担当 営業マネージャ 営業VP

ユーザー設定の詳細は、『Oracle Fusion Cloud Applications: アプリケーションの保護』ガイドを参照してください。