パネルのコンテンツの構成

個別レコードの詳細ページでは、主要な情報がパネルのリージョン内に表示されます。各パネルには、関連担当者や商談など、レコードに関連する情報が含まれます。ほとんどのパネルでは情報がリスト形式で表示されます。これらのリストをOracle Visual Builder Studioを使用して構成できます。

パネルに含まれるもの

パネルには多くの場合、構成可能なリストが含まれます。次に、パネル内のリストの例を示します:

これはパネル・リスト・リージョンのスクリーンショットです。

リストには、画面のサイズに応じて最大5件のレコードが表示されます。画面サイズが小さい場合、リストが自動的に調整され、表示されるレコードが少なくなります。ただし、パネル下部の「すべて表示」リンクをクリックすることで、ユーザーは第2ページにナビゲートしてリスト内のすべてのレコードを表示できます。この第2ページはサブビューと呼ばれています。

リスト内で変更できるもの

Visual Builder Studioで、各リストに表示される情報を変更できます。

次のことが可能です:

  • フィールドの追加および削除

  • リスト内のフィールドの表示順序の変更

このトピックでは、アカウントの詳細ページのパネルに表示されるフィールドの表示順序を変更する方法について説明します。「担当者」パネルと「商談」パネルの両方に注目します。

サブビューを構成するには、「サブビュー・レイアウトの構成」を参照してください。

「担当者」パネルのフィールドの表示順序の変更

パネル・リスト内のフィールドの表示順序を変更する方法を見てみましょう。この例では、アカウント詳細ページの「担当者」パネル上に表示されるEメールおよび電話番号フィールドの順序を入れ替えます。

これは、アカウント詳細ページの「担当者」パネルのスクリーンショットです。

  1. Visual Builder Studioで、「レイアウト」タブにナビゲートし、CX Salesノード > Accounts > AccountContactを展開します。

    AccountContactノードには、アカウント・オブジェクトの「担当者」パネルのルール・セットが含まれています。

    これは、Visual Builder Studioの「レイアウト」タブのAccountContactノードのスクリーンショットです。

    ノート:

    パネルのコンテンツを構成する際は、パネルのオブジェクトとプライマリ・オブジェクトとの間にどのような関係があるかを考えます。この場合、アカウント・オブジェクトと担当者との間には多対多の関係があります。これは、担当者オブジェクトのレイアウトが、Accountsノードの下にネストされているAccountContactノード上にあることを意味します。

  2. 「AccountContact」タブ > 「ルール・セット」サブタブで、パネル・カード・レイアウトをクリックします。

    これは、Opportunitiesレイアウト・タブのパネル・カード・レイアウトのルール・セットのスクリーンショットです。

    パネル・カード・レイアウトのデフォルト・レイアウトとデフォルト・ルールの両方が表示されます。

    このスクリーンショットは、パネル・カード・レイアウトのデフォルト・レイアウトとデフォルト・ルールを示しています。

  3. ルールの複製アイコンをクリックします。

    これは、デフォルト・ルールの複製方法を示すスクリーンショットです。

  4. ルールの複製ダイアログで、デフォルトのルール名を受け入れるか、新しい名前を入力します。ここで入力する名前はルールとレイアウトの両方の名前になるため、その点を考慮したレイアウト名を入力してください。

    また、レイアウトのコピーも作成するチェック・ボックスを必ず選択してください。

    このスクリーンショットは、ルールの複製方法を示しています。

  5. 「複製」をクリックします。

    新しいルールは既存ルールのリストの最上部に表示されます。これは、実行時にこのルールが最初に評価されることを意味します。ルールの条件が満たされると、関連付けられているレイアウトがユーザーに表示されます。

    この例では条件を追加しないため、関連付けられているレイアウトが常に表示されます。

  6. コピーしたルールのレイアウトを変更します。

    1. 「オープン」アイコンをクリックして、コピーしたレイアウトを編集します。

      このスクリーンショットは、ルールに関連付けられているレイアウトの編集方法を示しています。

    2. レイアウト内のフィールドのリストを下方向にスクロールし、Eメールおよび電話番号フィールドを見つけます。

      このスクリーンショットは、パネル・カード・レイアウト上のEメール・フィールドと電話番号フィールドの位置を示しています。

    3. Item3とItem4のスロットから各フィールドを削除し、フィールドを追加し直します。ただし、今回は順番を入れ替え、電話番号フィールドをItem3スロット、Eメール・フィールドをItem4スロットに配置します。

      このスクリーンショットは、パネル・カード・レイアウト上のEメール・フィールドと電話番号フィールドの新しい位置を示しています。

  7. 「プレビュー」ボタンをクリックして、ランタイム・テスト環境の変更を表示します。

    これは、Visual Builder Studioの「プレビュー」ボタンのスクリーンショットです。

    プレビュー・リンクのURLには、application/containerセグメントが含まれている必要があります。含まれていない場合は、次の例のURLを使用してプレビュー・リンクを変更します:

    https://<servername>/fscmUI/redwood/cx-sales/application/container/accounts/accounts-detail?id=300000003513233&puid=7050&view=foldout

    このスクリーンショットは、「担当者」パネル上の電話番号フィールドとEメール・フィールドの新しい表示順序を示しています。

「商談」パネルのフィールドの表示順序の変更

この例では、アカウント・オブジェクトの「商談」パネル上に表示される営業ステージおよび有効日フィールドの順序を入れ替えます。

これは、アカウント詳細ページの「商談」パネルのスクリーンショットです。

  1. Visual Builder Studioで、「レイアウト」タブにナビゲートし、CX Salesノード > Opportunitiesを展開します。

    Opportunitiesノードには、アカウント・オブジェクトの「商談」パネルのルール・セットが含まれています。

    これは、Visual Builder Studioの「レイアウト」タブのOpportunitiesノードのスクリーンショットです。

    ノート:

    パネルのコンテンツを構成する際は、パネルのオブジェクトとプライマリ・オブジェクトとの間にどのような関係があるかを考えます。この場合、アカウント・オブジェクトと商談との間には1対多の関係があります。これは、商談オブジェクトのレイアウトが、Opportunitiesノード上にあることを意味します。

  2. Opportunitiesタブ > 「ルール・セット」サブタブで、パネル・カード・レイアウトをクリックします。

    これは、Opportunitiesレイアウト・タブのパネル・カード・レイアウトのルール・セットのスクリーンショットです。

    パネル・カード・レイアウトのデフォルト・レイアウトとデフォルト・ルールの両方が表示されます。

    このスクリーンショットは、パネル・カード・レイアウトのデフォルト・レイアウトとデフォルト・ルールを示しています。

  3. ルールの複製アイコンをクリックします。

    これは、デフォルト・ルールの複製方法を示すスクリーンショットです。

  4. ルールの複製ダイアログで、デフォルトのルール名を受け入れるか、新しい名前を入力します。ここで入力する名前はルールとレイアウトの両方の名前になるため、その点を考慮したレイアウト名を入力してください。

    また、レイアウトのコピーも作成するチェック・ボックスを必ず選択してください。

    このスクリーンショットは、ルールの複製方法を示しています。

  5. 「複製」をクリックします。

    新しいルールは既存ルールのリストの最上部に表示されます。これは、実行時にこのルールが最初に評価されることを意味します。ルールの条件が満たされると、関連付けられているレイアウトがユーザーに表示されます。

    この例では条件を追加しないため、関連付けられているレイアウトが常に表示されます。

  6. コピーしたルールのレイアウトを変更します。

    1. 「オープン」アイコンをクリックして、コピーしたレイアウトを編集します。

      このスクリーンショットは、ルールに関連付けられているレイアウトの編集方法を示しています。

    2. レイアウト内のフィールドのリストを下方向にスクロールし、営業ステージおよび有効日フィールドを見つけます。

      このスクリーンショットは、パネル・カード・レイアウト上の営業ステージおよび有効日フィールドの位置を示しています。

    3. Item3とItem4のスロットから各フィールドを削除し、順序を入れ替えてフィールドを追加しなおします。

      このスクリーンショットは、パネル・カード・レイアウト上の営業ステージおよび有効日フィールドの新しい位置を示しています。

  7. 「プレビュー」ボタンをクリックして、ランタイム・テスト環境の変更を表示します。

    これは、Visual Builder Studioの「プレビュー」ボタンのスクリーンショットです。

    プレビュー・リンクのURLには、application/containerセグメントが含まれている必要があります。含まれていない場合は、次の例のURLを使用してプレビュー・リンクを変更します:

    https://<servername>/fscmUI/redwood/cx-sales/application/container/accounts/accounts-detail?id=300000003513233&puid=7050&view=foldout

    このスクリーンショットは、「商談」パネル上の有効日および営業ステージ・フィールドの新しい表示順序を示しています。