コンピテンシの評価
コンピテンシ評価トピックには、全従業員のパフォーマンス文書にあるすべてのコンピテンシが表示されます。
マネージャは、特定の従業員に該当しないコンピテンシは評価できません。「一括評価の最大項目数」(ORA_HRA_MASS_EVALUATION_ITEM_LIMIT)プロファイル・オプションを構成して、コンピテンシ評価トピックに表示できるすべての従業員パフォーマンス文書のコンピテンシの合計最大数を決定します。このプロファイル・オプションを低い数値に設定すると、アプリケーション・パフォーマンスが向上します。パフォーマンス文書内のコンピテンシの合計数が、許可されている数より多い場合は、「オールインワン評価」に個々のコンピテンシを表示できません。かわりに、各従業員のコンピテンシの数を選択して、彼らの個々のパフォーマンス文書に移動し、評価やコメントを入力できます。マネージャは、コンピテンシ・セクションの評点とコメントを、「オールインワン評価」または個々のパフォーマンス文書に引き続き直接入力できます。
ノート: 複数のコンピテンシ・セクションが構成されている場合、各セクションがオールインワン評価の個別の評価トピックとして表示されます。
同じページのマネージャ評価タスクで次の処理を実行できます:
- 従業員のコンピテンシの熟達度レベルまたはパフォーマンス評点を指定します
- 従業員のコンピテンシの評価コメントを入力します
- マネージャがコンピテンシに対して評点付けしてコメントした項目の数を表示します
- 従業員の自己評価による熟達度レベルまたは自分のコンピテンシのパフォーマンス評価を表示します
- 従業員の自己セクション評点を表示します
- 従業員の自己セクション・コメントを表示します
- 従業員の自分のコンピテンシに関する自己評価コメントを表示します
追加の処理を実行するには、「オールインワン評価」で従業員の名前を選択して、個人のパフォーマンス文書に移動します。
「オールインワン評価」のコンピテンシのターゲット・パフォーマンス評点は編集できません。「目標の設定」タスクおよび「マネージャ評価」タスクで自分または従業員が個人のパフォーマンス文書に直接追加した、新しいコンピテンシのターゲット・パフォーマンス評点の設定または更新のみが可能です。ターゲット熟達度レベルは編集できません。ターゲット熟達度は、HRがジョブ・プロファイルのコンピテンシの最小熟達度レベルとして設定するか、パフォーマンス・テンプレートに直接設定します。