目標ライブラリ
目標ライブラリとは、企業の目標設定プロセスを効率的に管理するために作成および保守する再利用可能な目標のリポジトリです。HR担当者は、これらのライブラリ目標を作成します。ユーザーは、「目標管理」、「パフォーマンス管理」および「タレント・レビュー」の作業領域でこれらのライブラリ目標を追加できます。
目標ライブラリを使用して、目標を整合的に定義し、類似の目標がすでに存在する場合は新しい目標を作成する労力を軽減します。目標ライブラリは、タレント・プロファイルのコンテンツ・ライブラリの一部です。組織所有者、マネージャおよび就業者は、目標ライブラリを検索して目標をコピーできます。マネージャおよびHR担当者は、「目標管理」作業領域で設定された目標プランを使用して、選択した就業者にライブラリ目標を割り当てることができます。HR担当者は、目標の一括割当時にライブラリの目標を選択することもできます。目標ライブラリからの目標を追加する場合、組織所有者、マネージャおよび就業者は、目標名、カテゴリなどの様々な基準を使用して目標を検索できます。
ドリルダウン・モードで、雇用主、ビジネス・ユニット、部門、ジョブ・ファミリおよび目標サブタイプ別にライブラリ目標を検索することもできます。管理者は、これらの値を含めるように検索パラメータを構成する必要があります。管理者は、次のフィルタ属性を使用して、ドリルダウン・モードでライブラリ目標検索を構成できます。
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目標名: Name
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カテゴリ: GoalCategory
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サブタイプ: GoalSubType
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雇用主: GoalLegalEntityName
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ビジネス・ユニット: GoalBusinessUnitName
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部門: GoalDepartmentName
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ジョブ・ファミリ: GoalJobFamilyName
目標ライブラリで目標を検索するには、RESTサービスの使用-パフォーマンス目標値リスト機能セキュリティ権限がロールに必要です。
HR担当者および管理者は、管理者の「目標」ページの「パフォーマンス目標ライブラリ」リンクを使用して、パフォーマンス目標を目標ライブラリに追加できます。
目標ライブラリを管理するには、「目標ライブラリ」タスクを使用しないでください。
に移動します。Functional Setup Managerでパフォーマンス目標ライブラリ・ページで、HR担当者および管理者は次のタスクを実行できます。
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ライブラリ目標を追加します。
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ライブラリ目標を編集します。
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「ステータス」、「使用可能にする対象」、「雇用主」、「ビジネス・ユニット」、「部門」、「ジョブ・ファミリ」などのフィルタを使用して目標ライブラリを検索します。
ヒント:「優先度」、「レベル」、「サブタイプ」、「開始日」、「ターゲット完了日」および「外部ID」などの他の検索フィルタ属性を、フィルタのパーソナライズ・アイコンを使用して検索に追加できます。
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「目標翻訳の編集」処理メニュー項目を使用して、サポートされている言語のライブラリ目標翻訳を編集します。
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どこでも使用されていない既存のライブラリ目標を削除します。
ライブラリ目標ステータスの設定
目標のステータスが「アクティブ」になると、コピーできるようになります。就業者が目標をコピーして現在使用中であっても、目標のステータスを「非アクティブ」に設定できます。目標のステータスを非アクティブに変更した場合、その目標をコピーに使用できなくなります。編集目的などで目標を非アクティブにしてから、「アクティブ」ステータスに戻して、編集した目標を再度使用可能にすることができます。
ライブラリ目標にアクセスできるユーザーの決定
ライブラリ目標を編集または追加するときに、目標をロールに対して使用可能にするかどうかを選択します。デフォルトでは、すべてのロールが目標へのアクセス権を持ちます。HR担当者のみに目標へのアクセス権を付与するかどうか、またはマネージャと就業者も含めるかどうかを決定できます。