Oracle Searchのためのデータ・セキュリティの設定

動的に計算されるアクセス・コントロール・リスト(ACL)を使用して、Oracle Searchのデータ・セキュリティを設定します。

ロギング・プロファイル・オプションの設定

最小限のロギング機能でACLプロセスを実行する必要があります。次のプロファイル・オプションを設定します:

  1. 「ホーム」 > 「設定および保守」 > 「管理者プロファイル値の管理」にナビゲートします。

  2. 次のプロファイル・オプションを検索して設定します。
    プロファイル・オプション・コード プロファイル表示名 アプリケーション モジュール プロファイル・レベル プロファイル値
    AFLOG_ENABLED FND: ログ有効化 Oracle Middleware Extensions for Applications アプリケーション・ロギング ACLプロセスを実行するユーザーに対してサイトまたはユーザー・レベル はい
    AFLOG_LEVEL FND: ログ・レベル HCM共通アーキテクチャ アプリケーション・ロギング ACLプロセスを実行するユーザーに対してサイトまたはユーザー・レベル 重大
    AFLOG_MODULE FND: ログ・モジュール・フィルタ グローバル人事管理 アプリケーション・ロギング ACLプロセスを実行するユーザーに対してサイトまたはユーザー・レベル %

ACL取込みの開始

既存のACL索引を消去し、必要なACL索引を作成して、すべてのユーザーのアクセス・コントロール・リストを移入するプロセスを実行します。このステップは、Oracle Searchのデータ・セキュリティを設定するときに1回のみ実行します。

  1. 「ツール」「スケジュール済プロセス」にナビゲートします。

  2. 次の表で説明するプロセスを実行します。
    ジョブ名 摘要
    HCMアクセス・コントロール・リスト初期収集 HCMアクセス・コントロール・リストを作成して初期収集を実行します。
    ノート:
    • このプロセスは定期的に実行しないようにし、スケジュールもしないでください。
    • このプロセスの実行は、リリース・アップグレードでは必要ありません。

ACLプロセスのスケジュール設定

これらのACLプロセスがまだスケジュールされていない場合は、スケジュールします。

  1. 「ツール」「スケジュール済プロセス」にナビゲートします。

  2. 次のプロセスをスケジュールします。
    ジョブ名 周期
    イベント別ユーザーのACLの計算 15-60分ごと
    ジョブ名 パラメータ名 パラメータ値 周期
    ユーザーのACLの計算 対象ユーザー ログイン・ユーザー 30-120分ごと
    大きなACLがあるユーザーの計算 処理 計算 日次
    対象ユーザー 大きなACLがあるすべてのユーザー