HCM用のOracle Searchの設定

Oracle Searchベースのグローバル検索の基盤であるOracle Search索引を設定するには、プロファイル・オプションを構成し、初期データ取込みプロセスを実行する必要があります。

Oracle Searchプロファイル・オプションの設定

  1. 「ホーム」 > 「設定および保守」 > 「管理者プロファイル値の管理」にナビゲートします。
  2. 次のプロファイル・オプションを検索およびレビューします。対応するレベルが設定されていない場合は、値を設定します。
    プロファイル・オプション・コード プロファイル表示名 アプリケーション モジュール プロファイル・レベル プロファイル値
    ORA_FND_SEARCH_EXT_ENABLED 検索拡張機能ワークフローの有効化/無効化 Oracle Middleware Extensions for Applications Oracle Middleware Extensions for Applications サイト はい
    HRC_ELASTIC_SEARCH_ENABLED HRC: Elasticsearchの有効化 HCM共通アーキテクチャ

    検索フレームワーク

    サイト Y
    PER_SEARCH_LOGIN_EVENT_PUB PER: 検索のためのユーザー・ログイン・イベント公開 グローバル人事管理 セキュリティ サイト ATOM

初期データ取込みの実行

  1. 「ツール」「スケジュール済プロセス」にナビゲートします。
  2. 次の表に示すスケジュール済ジョブを実行します。
    ノート: 機能の索引を設定する必要がある場合は、関連するパラメータ値を選択します。たとえば、個人検索の場合はfa-hcm-person、ポジション検索の場合はfa-hcm-positionです。複数の索引を設定する場合は、複数のプロセスを索引名パラメータを変えて実行する必要があります。
    ジョブ名 パラメータ名 パラメータ値
    索引定義を作成してOSCSへの初期取込みを実行するスケジュール済ジョブ 再取込みする索引名

    <index_name>

    例: fa-hcm-person

    このプロセスは、FND_MANAGE_SCHEDULED_JOB_DEFINITION_PRIV機能権限で保護されています。この権限は、ORA_FND_APPLICATION_ADMINISTRATOR_JOBまたはORA_FND_APPLICATION_DEVELOPER_JOBジョブ・ロールで使用できます。

アップグレード後の索引のリフレッシュ

Oracle Search索引は、リリース・アップグレードで自動的に再取込みされます。既存のOracle Search索引を手動で再取込みしないでください。自動再取込みでは、新しい属性が索引に追加された場合にのみ再取込みされます。自動取込みプロセスは非破壊的であり、既存の索引が使用可能な間はバックグラウンドで実行されます。

P2T後の索引のリフレッシュ

P2T (production-to-test)プロセスの後に作成されたすべての索引に対して、初期データ取込みプロセスを実行する必要があります。