個人の雇用データの削除方法

「雇用関係」ページの「雇用関係の取消」処理を使用して、雇用関係、雇用条件およびアサイメント詳細を削除できます。

雇用関係を終了できるのは、給与、福利厚生または報酬結果や直属の部下が個人にない場合のみです。また、別のアクティブなプライマリ雇用関係がある場合にのみ、雇用関係を終了できます。

雇用関係を取り消す手順は、次のとおりです。

  1. 「自分のクライアント・グループ」タブで、「雇用関係の取消」クイック処理をクリックします。

  2. 雇用関係を取り消す個人を検索して選択します。

  3. 「送信」をクリックします。

個人の雇用関係を取り消すと、検索結果からは個人にアクセスできません。同じ名前、生年月日および国別IDを入力して個人を再雇用しようとすると、その個人は既存として識別され、採用プロセスで選択できるようになります

ユーザー情報

「雇用関係の取消」処理ではユーザーのロールが自動的に削除されますが、アクティブなユーザー・アカウントは削除されません。

Oracle Human Capital Management外でロールが割り当てられている場合は、他のアプリケーションを使用してそれらのロールを管理する必要があります。Oracle Identity Manager、Microsoft Active Directoryなどを使用して、これらのユーザー・ロールを管理できます。個人に他の雇用関係がないことを確認する必要があります。他のアクティブな雇用関係がある場合はユーザー・アカウントを保持する必要がありますが、他のアクティブな雇用関係がない場合は、Oracle HCM外でユーザー・アカウントを無効にしユーザーがアプリケーションにログインできないようにすることが可能です。