データ・アクセスを別の個人と共有する方法

「データ・アクセスの共有」処理を使用して、自分のデータへのアクセス権を別の個人に付与します。

たとえば、異動時には、受入側ライン・マネージャが異動を開始するために個人の情報にアクセスすることがあります。データへのアクセスを共有した後、アサイメントを選択して異動を開始できます。

従業員または派遣就業者ロールを持つユーザーは、自分のデータへのアクセスを共有できます。ライン・マネージャまたは人事担当者ロールを持つユーザーは、自分の直属の部下または自分の個人セキュリティ・プロファイルを介して使用可能な個人にかわってデータ・アクセスを共有できます。

データ・アクセスを共有する場合、すべてのデータを共有する必要があり、共有する属性は選択できません。アクセスは個人レベルで共有されるので、複数のアサイメントを兼務する個人の場合に1つのアサイメントにアクセスを制限することはできません。「ノート」フィールドを使用して、データ共有の理由の詳細を記録しておくと便利です。

受信者は、データが共有されている個人の個人スポットライトへのリンクを含む通知を受け取ります。個人スポットライトには個人の公開情報が含まれているため、ほとんどのユーザーがアクセスできます。また、受信者が自分のロールのセキュリティ構成に応じて、他の処理を実行するのに便利な起動ポイントになる場合もあります。受信者に個人スポットライトへのアクセス権がない場合でも、受信者は他のタスクの共有個人データには引き続きアクセスできます。データ・アクセスを共有しても、新しいタスクへのアクセス権は受信者に付与されず、データ・セキュリティのみが更新されます。受信者は、自分のロールにすでに割り当てられているタスクを使用して、共有された個人データの表示または編集のみを実行できます。

データ・アクセスが共有されると、取り消されるまでアクセス可能になります。データへのアクセスが不要になった場合は、「データ・アクセスの共有」処理に戻ってアクセス権を取り消すことができます。