Redwood雇用プロセスのポジション上書き
Redwoodの雇用プロセスでは、選択したビジネス・ユニットに関連するビジネス・ユニットおよびポジションを選択できます。ポジションを選択すると、雇用プロセスに「ポジション上書き」セクションが表示されます。
このセクションでは、ポジション同期化が属性について有効になっている場合、スイッチは無効です。
- ポジション同期化が無効になっていて、アサイメントの値を保持する場合は、スイッチをオフに設定します。
- ポジション同期化が無効になっていて、アサイメントの値をポジションの値で上書きする場合は、スイッチをオンに設定します。
「ポジション上書き」セクションが必須である理由は次のとおりです。
- このセクションは、以前のポップアップの代替であり、すべての雇用プロセスで一貫したエクスペリエンスを提供します。
- このセクションでは、ポジションからアサイメントへのデフォルト設定に使用できる属性の全体像を示します。
- ポジション同期化がその属性に対して使用不可の場合に、ポジションで変更された属性もデフォルト設定されます。
- ポジション上書きセクションとアサイメント・セクション間でアプリケーション処理が分割されるため、パフォーマンスが向上します。したがって、アサイメント・セクションにアクセスした際に、ポジション値を再度フェッチする必要はありません。
- 「ポジションから同期化」属性は、このセクションでのみ使用できます。ポジションから同期化する属性を選択するか、設定に基づいてアサイメント値を保持できます。
- ポジションのデフォルト設定処理はこのステップで実行されます。アサイメント・データとポジション・データは1つのビューで表示できるため、ポジション値を使用するか、アサイメントの属性値を保持する場合は、より多くの情報に基づいた選択を行うことができます。これにより、アサイメントでエラーが発生する可能性が低くなります。
- このセクションにアクセスしない場合、ポジション同期化は実行されません。
「ポジション上書き」ステップでの「組合」、「交渉団体」および「労働協約」属性の動作に関する注意点を次に示します:
- 「労働協約」がデフォルト設定されるように選択すると、「組合」と「交渉団体」もデフォルトで選択されます。
- 「交渉団体」がデフォルト設定されるように選択すると、「組合」はデフォルトで選択され、「労働協約」は選択するか選択を解除するかを選択できます。
- 「組合」がデフォルト設定されるように選択すると、「交渉団体」と「労働協約」は選択するか選択を解除するかを選択できます。
その他の注意点は次のとおりです。
- 「時期および事由」ステップでポジションを変更した場合は、レスポンシブ・ページの場合のように「ポジション」ポップアップが表示されません。かわりに、「ポジション上書き」ステップが表示され、ポジションの属性がリストされます。
- 「ポジションから同期化」属性が「アサイメント」ステップから「ポジション上書き」ステップに移動されています。
- ポジションとアサイメントの値が同じ場合でも、すべてのポジション属性が表示されます。
- 次の機能はまだ使用できません。
- 「ポジションから同期化」属性を拡張する機能。
- マネージャ、等級ステップ、年間勤務期間および標準年間勤務期間のデフォルト設定。
- ポジションの部門から所在地をデフォルト設定。
- プロファイル・オプション(PER_ENFORCE_VALID_GRADESおよびPER_DEFAULT_GRADE_FROM_JOB_POSITION).に基づく等級ラダー、等級および等級ステップのデフォルト設定
- ワーク・ストラクチャ階層に基づく勤務時間、開始時間および終了時間の導出(ポジションに存在しない場合)。
- ポジションからアサイメントにマップされたフレックスフィールドの同期。