「キャリア開発」作業領域

従業員とマネージャは、「キャリア開発」作業領域を使用して、従業員のキャリア情報を包括的に表示できます。そこでは、従業員のキャリア情報と、ターゲットを達成するために設定した詳細な育成プランを表示できます。

「キャリア開発」作業領域には、次のセクションが含まれています。

  • キャリア・ステートメント

  • ロールの検討

  • 現在のロールと関心のあるキャリアを含むキャリア展望

  • 育成プラン

  • 提示されたキャリア

  • 自分に共有されている目標

  • 勤務志向

  • キャリア志向

  • 学習

機能選択肢に何を含めるかによって、「キャリア開発」作業領域で選択可能なオプションが決まります。その選択肢は、その作業領域で実行するタスクにおけるアプリケーションの動作にも影響します。機能選択肢は、「設定および保守」作業領域の「オファリングの構成」ページで選択します。

キャリア目標を識別するキャリア・ステートメントを提供します。

育成プラン

育成プランは、アクティブまたは非アクティブにできる育成目標の集合です。ロールの権限に基づいて、育成プランを使用して、育成意図の定義、育成目標の設定、および育成進捗の管理を行うことができます。育成プランを使用して、短期および長期のキャリア開発戦略を管理します。

次の表に、育成プラン内の各ロールに使用可能な機能をリストします。

ロール

機能

就業者

  • 育成プランに目標を追加します

  • 目標ごとに個人の育成意図を定義するか、既存の育成意図を使用して、設定したロールに対する従事と進捗を追跡します

  • 育成プランの目標をフィルタ処理して、アクティブおよび非アクティブな目標のみを表示します

  • キャリア・ステートメントおよび育成プランを含めて「キャリア開発」作業領域を印刷します。

  • 目標詳細ページから目標を非アクティブにします

  • 育成プランから目標をコピー、削除および共有します

マネージャ、HR担当者

  • 従業員の育成プランに目標を追加します

  • 従業員目標ごとに育成意図を表示します。従業員と将来のロールとの互換性を表示します。

  • 育成プランにおける従業員目標をフィルタ処理して、アクティブまたは非アクティブの目標のみを表示します。

  • 従業員の育成プランに含まれているすべての目標を印刷します。

  • 従業員の育成プランの目標を非アクティブにします。

  • 従業員の育成プランから目標を共有します

キャリア展望

「キャリア展望」」セクションは2つのサブセクションに分かれています。

  • 現在のロール: このサブセクションには、従業員の現在のロールが表示されます。

  • 関心のあるキャリア: このサブセクションには、従業員が関心を持っているロールが表示されます。関心のあるキャリアに追加されたロールにオープン・ジョブが存在する場合は、オープン・ジョブの数を確認できます。ロール名をクリックすると、ロールの詳細が表示されます。関心のあるキャリアのジョブ・アラートをサブスクライブすれば、内部人材募集の通知を自動的に受信できます。「関心のあるキャリア」セクションのロールの「処理」メニューから、「ジョブ・アラートのサブスクライブ」を選択します。

ロールを検索するには、「ロールの検討」ボタンを使用します。ロール詳細を表示するときに、次の処理を実行できます。

  • ロールに関する詳細情報を確認します

  • ロール要件を満たすように育成を追跡するための目標を追加します。

  • 関連学習アイテムおよび使用可能な学習アイテムを表示し学習を進めて、熟達度を取得します

  • そのロールのジョブ・アラートをサブスクライブします。

  • ロールのオープン・ジョブを表示します。

その他のキャリア開発セクション

「キャリア開発」オファリングのサイト構成オプションに基づいて、「キャリア開発」作業領域に次のセクションが表示されます。

  • 提示されたキャリア: マネージャおよびHR担当者は、従業員に対してキャリアを提示でき、それらは作業領域に表示されます。

  • 自分に共有されている目標: マネージャ、HR担当者または同僚が従業員と育成目標を共有できます。就業者は、それらをレビューして育成プランに追加できます。

  • 学習: 知識とスキルを高めるために、関連する学習アイテムが各従業員の作業領域内で使用可能になります。関連する学習アイテムを検索して追加します。マネージャは、学習アイテムを関連付けられます。