タレント・レビューの前の評点

ファシリテータはタレント・レビュー会議の実施中に、レビュー対象就業者の現在の評点を、以前に完了した会議の最新の評点と比較できます。

再設計された会議ダッシュボードで、「前の評点の表示」をクリックしてこれを実行します。前の評点は、次の両方の条件が満たされている場合にのみ表示できます。

  • 指定した日付範囲内に、以前に完了したタレント・レビュー会議での評点が存在します。

  • 現在および前の会議で使用された評点タイプの評点モデルが同一です。たとえば、現在の会議と前の会議の両方で、パフォーマンスの評点モデルが同じである必要があります。

前の評点の設定

管理者は、タレント・レビュー会議の前の評点機能を使用可能にするために、次のタスクを実行する必要があります。

  1. 会議テンプレートの作成時に、タレント・レビュー会議に表示される評点および評点モデルを設定します。これを実行するには、「設定および保守」作業領域の「タレント・レビュー・ダッシュボード・オプションの構成」タスクを使用します。

  2. 会議を作成するときに、前の評点の日付範囲を指定します。この日付範囲内に完了した会議のみが前の評点の対象となります。

評点の比較

レビュー対象の就業者の進捗を評価したり、評点の変動を表示できます。再設計された会議ダッシュボードで、「前の評点の表示」をクリックします。

  • 前の評点の日付範囲内にある、以前に完了した会議からのレビュー対象就業者の最新の前の評点を表示できます。たとえば、就業者が2021年1月の会議でパフォーマンス評点3を獲得し、2021年7月の会議で評点4を獲得した場合、その就業者の前のパフォーマンス評点は4になります。

  • ボックス・チャート内の就業者の前のポジションは、現在のボックス位置内でカラー・コードで示されます。たとえば、Lily Coxの現在のボックス・ポジションは熟練タレントである可能性があります。ただし、最新の前の評点で、前のボックス・ポジションが堅実タレントであったことが示される場合があります。

  • 「前の評点」の凡例には、次の数が表示されます。

    • 前の会議の評点がない就業者の数

    • 前の会議から評点が変わっていない就業者の数

    • 以前のボックス・ラベルおよびカラー・コードで、以前の会議のボックス・チャートの別のボックスを占めた就業者の数。

ノート: 前の評点を表示しているときには次の処理を実行できません。
  • 評点を更新する、または現在のボックス・ポジションから就業者を移動する。

  • 表示オプションを適用する。