オープン登録レートの構成オプション
オープン登録の福利厚生サービスを準備する際には、新しい福利厚生サービスのレートを作成し、既存のサービスのレートを必要に応じて更新します。
「プラン構成」作業領域で、レートの作成と更新について次の点を考慮します。
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新しい福利厚生サービスのレートの作成
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既存の標準レートの更新
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既存の変動レートの更新
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既存レートのエレメントの更新
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フレックス・クレジット・サービスの更新
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統合ワークブックでのレートの編集
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セルフサービス登録のレート表示の構成
新しい福利厚生サービスのレートの作成
作成するレートが、新しい福利厚生サービスと同じ有効開始日であることを確認してください。「標準レートの作成」ページでセッション有効日を編集して、対応する新規プランやオプションの有効開始日と一致させます。
既存の標準レートの更新
レート計算やその他の詳細に変更がある場合は、既存の標準レートを更新します。
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「レートの管理」タスクを使用して、新規プラン年の初日時点の標準レートを検索します。
この日付で検索すると、レート更新のセッション有効日が設定されます。
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標準レートを選択し、「更新」処理を使用して計算に変更を加えます。
既存の変動レートの更新
既存の変動レートの更新にあたっては、2つのシナリオが考えられます。
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既存のレート・プロファイルの計算詳細を編集したい。この場合は、次のステップに従います。
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「変動レート・プロファイルの管理」ページで、新規プラン年の開始日(通常は1月1日)時点で有効な変動レート・プロファイルを検索します。
この日付で検索すると、レート更新のセッション有効日が設定されます。
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「更新」処理を使用して、変動レート計算に変更を加えます。
改訂された計算は改定後の変動レート・プロファイルの有効開始日に有効になるので、対応する標準レート・ページで更新を行う必要はありません。
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標準レートに異なる変動レート・プロファイルを添付したい。
例: 以前は1つのプロファイルだけを使用していた同じ年齢範囲に、2つ年齢区分変動レート・プロファイルを使用したい。
この場合は、次のステップに従います。
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新規変動レートの有効開始日より1日前の有効基準日を使用して、標準レートを検索します。
例: 新規変動レートの有効日が2016年1月1日の場合は、2015年12月31日時点の対応する標準レートを検索します。
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「更新」処理を使用してレートを編集します。
セッション有効日は2015年12月31日になります。
「標準レートの編集」ページの「変動レート」セクションで、不要な変動レート・プロファイルの終了日を設定し、「保存してクローズ」をクリックします。
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「有効基準日」を新規変動レートの有効開始日に設定して、標準レートを再度検索します。これにより、セッション有効日が設定されます。
この例では、日付は2016年1月1日です。
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「更新」処理を使用してレートを編集し、新しい変動レート・プロファイルをレートに追加します。
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既存レートのエレメントの更新
異なる給与エレメントを必要とするレートがないかどうかを考慮します。
例: 以前はすべての医療プランに1つの給与エレメントを使用していたが、次のプラン年では医療プランごとに異なるエレメントが必要である。
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既存の標準レートに異なるエレメントを添付する必要がある場合は、新規プラン年の初日時点のレートを検索します。その後、「更新」処理を使用して新規エレメントを添付します。
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現在の給与エレメントとレートの関連付けは、新規プラン年の初日の前日に終了します。
フレックス・クレジット・サービスの更新
次の項目に変更がある場合は、既存のフレックス・クレジット・シェル・プランを更新します。
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フレックス・クレジット計算方法
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支出オプション
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超過クレジット計算
「フレックス・クレジット構成の管理」タスクを使用して、新規プラン年の初日時点のフレックス・クレジット・シェル・プランを検索します。
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この日付で検索すると、フレックス・シェル・プラン更新のセッション有効日が設定されます。
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フレックス・シェル・プランを選択し、「更新」処理を使用して変更を加えます。
統合ワークブックでのレートの編集
Microsoft Excel統合ワークブックは次のページで使用できます。
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標準レートの検索ページ(複数の標準レートを一度に編集・アップロードできます)
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変動レート・プロファイルの検索ページ
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複数の変動レート・プロファイルを作成、編集、アップロードできます。
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それらを既存の標準レートに関連付けることができます。
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セルフサービス登録のレート表示の構成
セルフサービス登録のガイド・プロセスの各ステップについて、レート列の名前と可視性を構成できます。「プラン・タイプ・グループ表示の構成」タスクを使用します。