ユーザーへの機会マーケットプレイス権限の割当

機会マーケットプレイスに必要な権限およびロールがあります。

ジョブ

ジョブに機会マーケットプレイスを使用する場合は、ユーザーに次の権限が必要です。この権限は、デフォルトでシード済従業員ロールに付与されます。

  • IRC_ACCESS_INTERNAL_CANDIDATE_EXPERIENCE_PRIV

ギグ

ギグの場合は、作成者および希望者のジョブ・ロールを作成する必要があります。

希望者権限を持つユーザーは機会マーケットプレイスで機会(ギグ)を表示および検索して応募できます。推奨されるアプローチは、希望者用の特定のロールを作成し、それを従業員に割り当てることです。必要に応じて、選択したロールに権限を追加したり、特定の希望者ロールを作成できます。希望者には、次の権限が必要です。

  • IRC_ACCESS_OPPORTUNITY_MARKETPLACE_PRIV
  • PER_REST_SERVICE_ACCESS_WORKFORCE_STRUCTURE_LOVS_PRIV

作成者権限により、ユーザーは機会の作成、機会の更新、応募者のレビュー、候補者の選択と機会への割当、機会のクローズを実行できます。

  • IRC_ACCESS_OPPORTUNITY_MARKETPLACE_PRIV

  • IRC_MANAGE_OPPORTUNITY_MARKETPLACE_PRIV

  • PER_REST_SERVICE_ACCESS_PUBLIC_WORKERS_RO_PRIV

    PER_REST_SERVICE_ACCESS_WORKFORCE_STRUCTURE_LOVS_PRIV

ギグ管理者のペルソナ

特定のユーザーが、機会マーケットプレイス内のすべてのギグに対してギグ・マネージャが実行するすべての機能を実行できるようにします。元のギグ・マネージャが稼働状態にないが、そのギグを更新する必要がある場合、または組織のすべてのギグを特定のユーザーに作成させて、ギグを他のギグ・マネージャに割り当てる場合に、少なくとも1人のギグ管理者を指定しておくと役立ちます。「機会マーケットプレイス」ホーム・ページの「ギグの管理」タブにアクセスできるのはギグ管理者のみです。クリックすると、「ギグの管理」ページが開き、すべてのギグ・マネージャによって作成されたすべてのギグが表示されます。ギグ管理者はここから、これらのギグを非公開にしたり、下書きとして複製したり、編集したり、取り消すことができます。また、ギグ・マネージャのプロファイルを表示し、ギグの詳細を更新できます。「ギグの作成」ページでは、ギグ管理者のみが「ギグ・マネージャ」ドロップダウン・リストを表示できます。このドロップダウン・リストを使用して、他のギグ・マネージャに新しいギグを割り当てることができます。

  • IRC_MANAGE_ALL_OPPORTUNITY_MARKETPLACE_GIGS_PRIV

キャリア・ロール

キャリア・ロールのリストおよび詳細ページを表示するには、従業員に機能セキュリティ権限「キャリアの管理」(HRG_MANAGE_CAREER_DETAILS_PRIV)が必要です。これはシード済従業員ロールにすでに追加されています。

カスタム・ロールを使用する場合は、次の権限がロールに付与されていることを確認します:
  • キャリア・ロールおよび詳細を表示するには: キャリアの管理(IRC_VIEW_CAREER_ROLES_IN_OPPORTUNITY_MARKETPLACE_PRIV)
  • ジョブ・タブでジョブを表示するには: 内部候補者エクスペリエンスへのアクセス(IRC_ACCESS_INTERNAL_CANDIDATE_EXPERIENCE_PRIV_OBI)

保存済検索

保存済検索機能を使用するには、次の機能権限が必要です。

  • HRC_REST_SERVICE_ACCESS_SAVED_SEARCHES_PRIV - RESTサービスの使用 - 保存済検索
  • HRC_ACCESS_HCM_COMMON_COMPONENTS_PRIV - HCM共通コンポーネントへのアクセス

HRC_REST_SERVICE_ACCESS_SAVED_SEARCHES_PRIV機能権限は、自動的にHCM統合担当者ロールに割り当てられます。すべての従業員に、保存済検索の使用および前述の権限を使用した個人の保存済検索の作成に必要な権限があります。

システム・レベルの保存済検索を管理するには、次の権限が必要です。

HRC_MANAGE_SYSTEM_SEARCHES_PRIV - システム検索の管理

この機能権限は、HCM統合担当者ロールと「人材管理アプリケーション管理者」ロールに自動的に割り当てられます。

ノート:

ロールがユーザーに付与されたら、「ユーザーおよびロールのインポートのアプリケーション・セキュリティ・データ」スケジュール済プロセスを実行して、ユーザーが完全に更新されていることを確認します。