地理階層構造
地理階層構造は、地理階層を構築できる地理レベルの構造を定義します。また、ジョブ検索や候補者検索などの領域内の事業所を使用して検索する場合に使用される地理レベルも定義します。
地理階層構造の構成は、「設定および保守」作業領域で「地理階層構造」タスクを使用して実行します。
「地理階層構造」ページには、マスター地理階層内で使用可能なすべての国の現在の体系がリストされます。新しい国がマスター地理階層に追加されると、「地理階層構造」ページに自動的に表示されます。
地理階層構造には、最大3つのレベルを設定できます。最上位レベルは国を表します。国ごとに、最大2つの地理サブレベルを定義できます。
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レベル1
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レベル2
国のサブレベルを定義する必要はありません。1つのサブレベル、2つのサブレベル、またはなしを定義できます。国に対して階層構造が定義されていない場合、キャリア・サイトでジョブを検索したときに候補者に提示される事業所のリストには、サブレベルなしの国のみが含まれます。また、地理階層に国以外の地理を追加することはできません。
この表は、米国とカナダのデフォルトの地理階層構造を示しています。顧客は他のすべての国の体系を定義する必要があります。
国 |
レベル1 |
レベル2 |
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米国 |
状態 |
City |
カナダ |
州 |
City |
地理階層構造は、次の採用機能で使用されます。
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地理階層: 国内で、この国の地理階層構造レベルの1つに対応する地理のみを階層に追加できます。
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ジョブ検索: 候補者がジョブを検索して事業所を選択すると、地理階層構造レベルの1つに対応する事業所のみを選択できます。
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候補者検索: 採用担当者が候補者を検索して事業所を選択すると、地理階層構造レベルの1つに対応する事業所のみ選択できます。
地理階層には、雇用アクティビティが発生した場所(物理的なオフィスがある都市など)のみを含めることをお薦めします。関連する事業所のみを含めると、採用担当者とマネージャは採用タスクの実行時に目的の事業所をより簡単に選択できます。