排出ファクタ・マッピングの移入およびアップロード
排出ファクタ・マッピング用に以前に作成したOracle Visual Builder Add-in for Excelスプレッドシートを移入してから、その値をOracle Fusion Cloud Sustainabilityにアップロードする必要があります。
- アクティビティ・タイプの公開済VB Add-inスプレッドシートを開きます。
- 次のように、準備した「排出ファクタ・マッピング」アクセラレータ・スプレッドシートの関連タブからデータをコピーします:
- 「排出ファクタ・マッピング」アクセラレータ・スプレッドシートを開き、追跡するアクティビティ・タイプのデータを含むシートにナビゲートします。
- このシートのデータを、アクティビティ・タイプ用に作成してオプションで公開した対応するVB Add-inスプレッドシートにコピーします。ノート: このスプレッドシートのエントリを使用する可能性を慎重に評価し、使用する予定のエントリのみをコピーすることをお薦めします。これにより、データを最小限に抑え、将来の拡張をより効率的にサポートするのに役立ちます。
- データ検証エラーが発生した場合は、通貨、単位およびその他の属性の値が環境で構成されていることを確認します。
- 1つのアクティビティ・タイプに対して複数のソースからの排出ファクタを使用し、アクセラレータ・スプレッドシートの個別のタブで保守している場合は、これらのタブから同じVB Add-in スプレッドシートにデータをコピーします。
- VB Add-inスプレッドシートの排出ファクタ・マッピングの「開始日」列の日付は、システム日付にデフォルト設定されます。このデフォルト日付により、開始日が過去のアクティビティは排出ファクタを使用できません。したがって、予想されるアクティビティの日付より前の開始日を入力することが重要です。
- 「ランキング」列は必須フィールドであるため、値を入力します。同じソースからのすべての排出ファクタに同じランキングを割り当て、互いに相対的なソースをランク付けすることをお薦めします。これは、排出ファクタとランキングを編成するのに役立ちます。また、将来、値を挿入する余地を残した数値を使用してランキングを割り当てることもお薦めします。たとえば、1、2、3などの順序ではなく、100、200、300などのランキング順序を使用します。
- 「変更」、「ステータス」および「キー」列は移入しないでください。これらの列には値が自動的に移入されます。
- 「移動燃焼」アクティビティ・タイプについて、米国環境保護庁(US EPA)からの排出ファクタを使用している場合は、積載率列を空白のままにします。
- 「Oracle Visual Builder」タブから、「変更内容のアップロード」をクリックします。アップロードの進捗状況を示す「アップロード」ダイアログ・ボックスが表示されます。
- スプレッドシート・タブで、移入された各レコードの「ステータス」列に「作成に成功しました」と表示されることを確認します。
ヒント:
アップロードされたすべての排出ファクタ・マッピングを表示する場合は、「Oracle Visual Builder」タブでデータのダウンロードをクリックします。スプレッドシートには、必要なデータが移入されます。
移動燃焼の排出ファクタ・マッピングを構成する場合は、アクティビティが、必要なすべての排出タイプの排出ファクタ・マッピングと一致していることを確認してください。たとえば、米国環境保護庁のソース・ドキュメントには、ガソリン(2ストローク)、ガソリン・オフロード・トラック(N2O)、ノンロード車両(CH4)などの移動燃焼の燃料タイプがリストされています。これらの車両タイプおよびエネルギー・ソース「ガソリン」のアクティビティがある場合は、N2OおよびCH4のマッピングを変更して「ガソリン」を指定する必要があります。
- 排出ファクタ・マッピング改訂をアップロードするときに、計算機能で、同じランキングを持つ1つのアクティビティおよび排出タイプに対して2つ以上の排出ファクタが検出された場合、そのすべてが使用され、複数の排出レコードが計算されます。このシナリオを回避するには、新しい改訂の開始日より前のバージョンに必ず終了日を設定してください。