実装の前提条件

これらは、Oracle Sustainabilityを実装する前に完了する必要があるタスクです。

  • Fusionインスタンス内で次の標準Fusion設定タスクが構成されていることを確認します:

    • 法的エンティティ

      すべてのアクティビティは法的エンティティに属している必要があります。アクティビティは、同じ法的エンティティに関連付けられたサステナビリティ元帳に転記されます。

    • 会計カレンダ

      サステナビリティ元帳を会計カレンダに関連付ける必要があります。これにより、サステナビリティ元帳のサステナビリティ期間の構造が決まります。

    • 通貨

      これは、支出ベースの排出ファクタまたはサプライヤの排出強度を使用して排出を計算するために必要です。

    • 在庫組織

      品目カーボン・フットプリント、または在庫品目に固有の排出ファクタを使用する場合は、検証組織として指定されている在庫組織に対して品目を検証する必要があります。

    • 単位(UOM)

      これは、燃料の数量、消費電力の単位、調達品目のユニット数など、数量ベースの排出ファクタを使用して排出を計算するために必要です。

  • ビジネスに必要な追加の設定エンティティを作成および構成します。たとえば、排出ファクタ・マッピングまたはアクティビティで使用する予定の単位があるが、その単位が既存の「単位の管理」設定タスクで現在定義されていない場合は、必要な単位を定義します。新規に追加した単位に対して区分内単位換算ファクタが設定されていることを確認します。

  • 排出ファクタ・マッピングまたはサステナビリティ・アクティビティでサプライヤおよび品目を参照する場合は、それらがFusionインスタンスですでに作成されていることを確認します。

  • 区分間単位換算を使用する予定の場合は、排出ファクタ・マッピングおよびアクティビティで参照される在庫品目に対して構成する必要があります。
  • データの計画にアクセラレータ・スプレッドシートを使用する場合は、Oracle Cloud Customer Connectからアクセラレータ・スプレッドシート・テンプレート.zipファイルをダウンロードします。