資産台帳レポート

このトピックでは、資産台帳レポートについて詳しく説明します。

概要

資産台帳レポートを使用して、選択した資産カテゴリ内のすべての資産について、コスト関連の詳細、現在の活動および除・売却を示します。このレポートには、選択した期間中の資産取得価額に影響するすべてのトランザクションがリストされます。

次の図はこのレポートの例です。

この図は、資産台帳レポートの例を示しています。

重要な知見

資産台帳レポートでは、次の2つのレイアウトが生成されます。

  • 資産台帳: 特定の期間内のアクティブな資産に関する詳細情報を表示します。アクティブな資産とは、前の会計年度で完全には除・売却されていない資産のことです。

    資産台帳の内容は、次のとおりです。

    • 各資産の勘定科目詳細および摘要。

    • 初期値、増加、減少、最終値などの財務データ。資産取得価額情報、再評価、減価償却、減価償却累計額および純帳簿価額が含まれます。

    • トランザクション番号でソートされた、関連会計年度中の資産トランザクションに関するトランザクション情報。

  • 資産台帳 - 除・売却: 指定の期間中に除・売却された資産を表示します。除・売却日、除・売却時の資産取得価額、除・売却済減価償却累計額および除・売却純帳簿価額が含まれます。これはオプションのレイアウトです。

経費計上資産や建設仮勘定(CIP)資産はレポートに含まれません。

レポートのパラメータ

次の表に、レポートの一部のパラメータを示します。

パラメータ

説明

主カテゴリ

レポート対象の主カテゴリ・セグメント値を入力します。すべての主カテゴリを含めるには、このパラメータを空白のままにします。

補助カテゴリ

主カテゴリを入力した場合のみ、補助カテゴリを入力します。すべての補助カテゴリを含めるには、このパラメータを空白のままにします。

資産取得価額勘定

割り当てられた資産勘定を入力します。特定の取得価額勘定セグメントに関連付けられているすべての資産カテゴリをリストするには、このパラメータを選択します。

法的エンティティ

レポートに法定ヘッダーを印刷する法的エンティティを指定します。

FAQ

次の表は、資産台帳レポートのよくある質問をリストしたものです。

FAQ

回答

このレポートを見つけるにはどうすればよいですか。

「ナビゲータ」メニューの「スケジュール済プロセス」ワークエリアでこのレポートをスケジュールおよび実行します。

このレポートは誰が使用しますか。

  • 資産マネージャ

  • 税金マネージャ

  • 税金会計士

このレポートはいつ使用しますか。

資産台帳レポートは次の目的で使用します。

  • 固定資産元帳ステータスを税務当局に報告します。

  • 固定資産台帳と元帳勘定科目残高を消し込みます。

  • 減価償却方法、按分方法、現品票番号、統計情報などの資産詳細をレビューします。

  • レポート期間時点の関連会計年度中の、取得や除・売却などの資産トランザクションをレビューします。

これらはどのようなタイプのレポートですか。

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