メキシコ用勘定体系レポート
このトピックでは、メキシコ用勘定体系レポートの詳細を説明します。
概要
メキシコの会社は、税務当局に会計情報を提出する必要があります。新しい政府の規約によれば、会社は、登録されたEメール・アカウントを使用して、会計情報を税務当局(SAT)のインターネット・ポータルにアップロードする必要があります。
納税者識別登録(RFC)を使用すると、SATポータルにEメールを登録できます。
メキシコの会計当局は、すべての会社が会計情報のレポートに使用する必要がある公式勘定体系を公開します。この参照勘定体系は、各勘定科目にコードを割り当て、レポート目的で親子関係を識別するレベルを割り当てます。これらのコードは、Oracle Fusion Cloud Applicationsで設定する必要があります。
この図は、レポートの例を示しています。
重要な知見
「勘定体系マッピング」ページで、会社の勘定体系の勘定科目をSATグループ化コードにマップする必要があります。SATグループ化コードにマップされた勘定科目のみがレポートに含まれます。
会社の勘定科目セグメントを単一レベルまたは階層として定義できます。勘定科目階層を実装する場合、子勘定科目は1つの親勘定科目(推奨)または複数の親勘定科目を持つことができます。子勘定科目に複数の親勘定科目がある場合、レポートには直接の親しか表示されません。複数の勘定科目を指定のSATグループ化コードにマップできます。
レポートを実行する前に、勘定科目が勘定科目階層の正しいレベルに表示されていることを確認してください。勘定科目のレベルを勘定科目階層に従って更新するには、次のステップを実行します。
-
「設定および保守」作業領域で、次のオプションを選択します。
-
オファリング: 財務
-
機能領域: 財務レポート体系
-
表示: すべてのタスク
-
タスク: 勘定科目階層の管理
-
-
勘定科目を選択します。
-
「アクション」メニューから「フラット化」を選択し、「行のフラット化」をクリックします。
-
「強制フラット化」をクリックします。
-
「アクション」メニューから「フラット化」を選択し、「列のフラット化」をクリックします。
-
「強制フラット化」をクリックします。
「スケジュール済プロセス」ページから「メキシコ用勘定体系」プロセスを実行するには、メキシコ用の電子会計レポートの管理に使用するユーザーにアクセス権を付与する必要があります。詳細は、「メキシコ・レポート・プロセスの有効化」を参照してください。
レポートのパラメータ
この表は、選択したプロセス・パラメータを示しています。
パラメータ |
説明 |
---|---|
シール |
会計パートナによって提供されるデジタル電子シール情報を入力します。 |
証明書番号 |
会計パートナによって提供される証明書番号情報を入力します。 |
証明書 |
会計パートナによって提供される証明書情報を入力します。 |
形式バージョン |
メキシコ政府によって定義されたファイルの形式バージョンを入力します。1.1、1.2、1.3など、時間の経過とともに変化することがあります。現在のデフォルトは1.3です。 |
勘定体系マッピング |
メキシコ用に作成された勘定体系マッピングを入力します。 |
法的エンティティ |
レポートにスタンプされるRFC番号を決定する法的エンティティを入力します。 |
FAQ
この表は、メキシコ用勘定体系レポートのよくある質問をリストしたものです。
FAQ |
回答 |
---|---|
このレポートを見つけるにはどうすればよいですか。 |
「ナビゲータ」メニューの「スケジュール済プロセス」ワークエリアでこのレポートをスケジュールおよび実行します。 |
このレポートは誰が使用しますか。 |
財務会計担当 |
このレポートはいつ使用しますか。 |
このレポートを使用して、メキシコの税務当局に詳細な勘定体系情報を提供します。 |
これはどのようなタイプのレポートですか。 |
Oracle Analytics Publisher |