年税レポート

概要

年税レポートを使用して、1年間の税額および課税対象額に関する詳細情報または要約情報を表示します。1年間のすべての最終レポート済税務期間についての、仮払税金と仮受税金の両方に関する情報を表示できます。すべての税額が元帳通貨でレポートされます。

年税レポートにより、税金レポート選択プロセスを使用する国で、年次補助元帳および手動税金入力情報を分析できます。

レポートには、クローズ期間中の確定済トランザクションのみが含まれます。税最終レポート・プロセスを使用して、トランザクションを最終としてマークし、税金カレンダ期間をクローズします。

レポートは次のレベルで印刷できます。

詳細: 月別および年度別の詳細な税額および要約された税額が印刷されます。次のセクションがあります。
- 詳細税金カレンダ期間
- 詳細税金カレンダ年
- 要約税金カレンダ期間
- 要約税金カレンダ年
要約: 税金カレンダ期間別および税金カレンダ年別の要約された税額が印刷されます。

次の図はこのレポートの例です。

次の表に、レポートのグループ化に使用される税金カテゴリを示します。

税金カテゴリ	グループ化基準
申告可能仮受税金	トランザクション・タイプ名。
申告可能仮払税金	文書カテゴリ名、控除対象課税対象額と税額、および控除対象外課税対象額と税額。
手動税金入力	外部ソースから税リポジトリにインポートされた入力済トランザクションおよびトランザクションを手動で入力します。バッチ名、税額および課税対象額が含まれます。借方税額は仮払税金を表し、貸方税額は仮受税金を表します。

各税金カテゴリ内で、次のような他の基準に従ってグループ化することもできます。

次の表では、パラメータの一部について説明しています。

パラメータ	説明
レポート識別子	税金レポートのトランザクションの選択プロセスの実行時に割り当てられるシステム生成レポート・エンティティ識別子。レポート・エンティティ識別子は、レポート・レベル、法的エンティティ、税制、TRNおよびレポート識別子IDを連結して作成されます(たとえば: LE:Vision Italy-1017:IT VAT:IT12345670017:300100066356392)。
税金カレンダ年	税金レポートおよび決済の課税年度を示します。
要約処理レベル	レポートの詳細レベルを指定します。要約データまたは詳細データを印刷できます。
レポート・ヘッダー	レポートに印刷する必要があるレポート・ヘッダーを法的要件として指定します。

次の表は、年税レポートのよくある質問をリストしたものです。

FAQ	回答
このレポートを見つけるにはどうすればよいですか。	「ナビゲータ」メニューの「スケジュール済プロセス」ワークエリアでこのレポートをスケジュールおよび実行します。
このレポートは誰が使用しますか。	税金マネージャ税金会計士
このレポートはいつ使用しますか。	このレポートを使用して、次を分析します。補助元帳税金情報手動税金入力情報
これはどのようなタイプのレポートですか。	Oracle Analytics Publisher