領収書なしの処理方法

経費精算書には、領収書原本、領収書画像またはその両方のタイプが必要になることがあります。個人が必要な領収書を提供しない場合、領収書なしとみなされます。

経費精算書に領収書がないことを示すタイミング(経費入力中か、一部支払済の経費や期限超過領収書通知の受領後か)は、各個人が制御します。経費精算書に欠落した領収書がないか確認するために、Expensesはプロセスを実行します。領収書追跡設定に基づいて、適切な領収書なし通知を生成します。

領収書なしに影響を与える設定

領収書なしに影響を与える設定は次のとおりです。

• 「領収書なし」チェック・ボックス: 「経費項目の作成」ダイアログ・ボックス

  このチェック・ボックスは、個人が経費精算書を作成するときに選択します。

• 「領収書なし申告通知の送信」チェック・ボックス: 領収書および通知ルールの作成ページの「領収書追跡」セクション

  このチェック・ボックスは、実装者が領収書および通知ルールの設定時に選択します。

• 「領収書なし」ボタン: 通知内

  このボタンは、領収書がないことを示すために個人がクリックします。

領収書なしの処理方法

会社は、経費精算書領収書なしの処理に関する明示的なポリシーを定義します。これによって、個人が領収書なし申告書を必要な領収書にかわるものとして入力できるかどうかが決定されます。

適切な領収書なし通知を生成するために、会社は「期限超過および欠落した領収書の処理」プロセスを定期的に計画して実行し、これによって「領収書なし」プロセスが開始されます。「領収書なし」プロセスによって、領収書および通知ルールの作成ページで「領収書なし申告通知の送信」チェック・ボックスが選択されているかどうか確認されます。その設定に基づいて、Expensesでは領収書なし通知か領収書なし申告通知のどちらかが個人に送信されます。

領収書追跡設定で、従業員が入力した領収書なし申告書で領収書なしを置き変える必要がある場合、その申告書が必要な領収書の正式な代替証憑として機能します。経費監査者が申告の完了を受領すると、監査および支払処理が続行され、従業員はその後、期限超過領収書がないことについてリマインダを受信することはありません。