出張経費精算書の管理

この実例では、Oracle Expensesおよび会社のトラベル・パートナ・サイトでの出張情報の管理方法を示します。

この例では、GetThereを企業のトラベル・パートナとして使用します。この例では、出張から経費精算書を自動的に作成する方法も示します。

次のタスクを説明します。

  • 「出張」タブの操作

  • トラベル・パートナ・サイトへのサインイン

  • トラベル・パートナ・サイトでの予約済出張のレビュー

  • Expensesでの予約済の出張の確認

  • 予約の統合

  • 出張からの経費精算書の作成

「出張」タブの操作

「出張」タブを操作するには、次のステップを実行します。

  1. ホーム・ページで「自分」→「経費」をクリックします。

  2. 「旅費および経費」作業領域で、「出張」タブをクリックします。

    「出張」タブには、予約済出張の詳細が表示されます。デフォルトでは、それぞれの出張に名前が付けられますが、これらは変更できます。また、出張の開始日と終了日、予約のタイプおよび合計金額も表示できます。

    ノート:

    「出張」タブは、出張がビジネス・ユニットに対して有効になっている場合にのみ表示されます。

トラベル・パートナ・サイトへのサインイン

トラベル・パートナ・サイトにサインインして出張を予約するか、前の予約をレビューします。この例では、GetThereをトラベル・パートナとして使用します。GetThereにサインインするには、次のステップを実行します。

  1. 「出張」タブで、「出張の予約」をクリックします。

    GetThereトラベルのサイトが新しいブラウザ・タブで開きます。
  2. GetThereのログイン・ページで、ユーザー名とパスワードを入力します。

  3. 「ログイン」をクリックします。

トラベル・パートナ・サイトでの予約済出張のレビュー

トラベル・パートナにサインインしたら、すぐに出張を予約したり、以前の予約を確認したりできます。

予約済の出張をGetThereで確認するには、次の手順を実行します。

  1. 「出張の予約」タブをクリックして、新規の出張を予約します。

  2. 「出張の管理」タブをクリックして、以前に予約した出張を表示します。

Expensesでの予約済の出張の確認

予約済の出張をExpensesで確認するには、次のステップを実行します。

  1. 「旅費および経費」ブラウザ・タブをクリックし、「出張」タブに戻ります。

    出張管理者が企業のトラベル・パートナから登録をインポートまたは検証するプロセスを実行した後、更新された旅程がExpensesに表示されます。
  2. Expensesで旅程を使用できるようになったら、「出張」タブで旅程を表示できます。

  3. 出張の詳細をレビューするには、出張をクリックします。

    「出張の編集」ページが表示されます。旅程詳細は、トラベル・パートナ・サイトで予約された予約と同じです。出張を変更する場合は、トラベル・パートナ・サイトで行います。更新された旅程がトラベル・パートナから再度取得されます。

予約の統合

従業員は、航空券、宿泊、レンタカーを常に同時に予約するわけではありません。別々に予約した内容を1つに統合するには、次のステップを実行します。

  1. 「出張の編集」ページで、「出張への出張項目の追加」をクリックします。

  2. 出張に追加する予約を選択します。

  3. 他の予約について、ステップ1とステップ2を繰り返します。

出張からの経費精算書の作成

出張が終了したら、出張から経費精算書を自動的に作成できます。出張経費精算書は、出張期間内に発生した、該当するすべてのコーポレート・カード・トランザクションを選択します。従業員がコーポレート・カードを使用しなかった場合、出張経費精算書は、旅程内の日付と金額について、現金経費明細を作成します。

出張から経費精算書を作成するには、次のステップを実行します。

  1. 「出張の編集」ページで、「出張からのレポートの作成」をクリックします。

経費精算書の発行

「経費精算書の作成」ページでは、出張から作成した経費精算書を表示できます。各経費のすべての詳細情報を表示できます。

  1. 出張と経費に関するポリシーを読み、その内容に同意したことを示すには、「私は会社の出張および経費ポリシーを読みました。その内容に同意します。」チェック・ボックスをクリックします。

  2. 経費精算書を発行するには、「発行」をクリックします。

  3. 領収書が足りないことを警告するメッセージで、「はい」をクリックします。

    領収書が足りなくても、ここで経費精算書を発行できます。足りない領収書は、後で添付するか、Eメールで送信できます。
  4. 確認メッセージで「OK」をクリックします。

  5. 「旅費および経費」作業領域に戻るには、「取消」をクリックします。

    これで、作成した出張経費精算書を表示できます。