レポートのみ連結方法の例

レポートのみ連結方法、および財務レポート、一般会計ダッシュボード、スマート・ビュー、オンライン照会、Oracle Analytics Publisher、Oracle Transactional Business Intelligenceなどのレポート・ソリューションを使用します。

次の図は、このシナリオを示しています。

• 2つの子会社および会社の元帳で同じカレンダを共有しています。
• 1つ目の子会社では、企業勘定体系およびローカル通貨を使用しています。レポート通貨機能を使用して、残高を企業通貨で登録しています。
• 2つ目の子会社では、ローカル勘定体系およびローカル通貨を使用しています。セカンダリ元帳を使用して、残高を企業勘定体系および企業通貨で登録しています。
• レポート通貨、セカンダリ元帳、会社の元帳および調整元帳が連結とレポートのために会社の元帳セットにグループ化されています。

レポートのみ連結方法を使用して、次のタスクを実行します。

• 元帳を元帳セットにグループ化します。これは、これらの元帳が同じ勘定体系およびカレンダを共有していることを前提としています。

• 企業通貨を使用していない元帳の残高を企業通貨に換算します。

• 消去入力を作成します。

• 連結残高を表示するには、元帳セットおよび企業通貨をレポート・パラメータとして使用してレポートを実行します。

各エンティティの元帳で勘定体系またはカレンダが企業の勘定体系およびカレンダと異なる場合は、セカンダリ元帳が使用されます。セカンダリ元帳は、残高を共通の勘定体系およびカレンダに適合させるものであり、連結の元帳セットに含まれます。