一般会計残高試算表レポート

この項では、一般会計残高試算表レポートについて説明します。

概要

一般会計残高試算表レポートには、実績勘定残高および活動が元帳別、貸借一致セグメント別、および勘定科目セグメント値別にリストされます。レポートには、勘定科目番号、摘要、開始期間および終了期間の借方または貸方残高が印刷されます。その期間の借方および貸方も含まれます。レポートには、選択された範囲の会計の組合せの損益計算書、貸借対照表またはすべての残高を印刷できます。

次の図は、一般会計残高試算表レポートの例を示しています。このレポートには、勘定科目、勘定科目摘要、年度期首残高、期首差引残高、前期間、期間活動、期末残高および期末差引残高の列があります。

この図は、一般会計残高試算表レポートを示しています。

主要な点

レポートを発行する前に、次のタスクを完了する必要があります。

  • 選択した期間および勘定科目範囲に、印刷可能な残高があることを確認します。

  • 勘定科目階層を定義します。

レポートを使用して、勘定科目残高および活動を法的エンティティ別に印刷できます。このレポートでは、レポート連番および会計連番を印刷できます。

レポートのパラメータ

次の表は、選択するレポート・パラメータを示しています。

パラメータ

摘要

データ・アクセス・セット

定義されたセキュリティ構造に基づいてアクセス可能なデータ・アクセス・セットを入力します。データ・アクセス・セットは、すべての一般会計レポートに必要です。

元帳

選択したデータ・アクセス・セットの元帳を指定します。元帳は、すべての総勘定元帳レポートで必須です。

期間: 自および期間: 至

レポート・データの期間範囲を示します。

フィルタ条件

会計フレックスフィールドにフィルタ条件を入力します。選択した元帳のすべてのセグメントを選択し、勘定科目値範囲などの条件を定義できます。

通貨タイプ

入力済、統計または合計などの通貨タイプを指定します。デフォルト値は「合計」です。

勘定科目レベル

レポートに使用する階層レベルの数を入力します。有効な値は次のとおりです。

  • 詳細行のみを印刷する場合は空白。

  • 親の合計行を印刷する場合は、該当する1から10までの数。たとえば、3を入力し、勘定科目の勘定科目階層が3レベルである場合を想定してみます。2つの親レベルおよびその勘定科目セグメントの残高が表示されます。同じ構造に2を入力した場合は、2つの親レベルのみの残高が表示されます。

トップ・レベル連結先勘定科目

作業する最も高いレベルであるトップ・レベル連結先勘定科目を示します。このパラメータは、勘定科目レベル・パラメータで機能します。

勘定科目区分

特定の勘定科目区分を選択するか、デフォルト値である「すべて」を受け入れます。

勘定科目デリミタ

会計フレックスフィールド・セグメント間のセパレータとして使用する必要がある文字を指定します。

ゼロ年度期首残高

次のいずれかを選択します。

  • 借方および貸方のゼロ残高の場合は「はい」

  • 年度期首残高の場合は「いいえ」

残高試算表タイプ

期首または期末時点の詳細レベルおよび結果を決定する勘定科目残高のタイプを指定します。「開始年」「詳細」「終了年」「結果」から1つのタイプを選択できます。デフォルト値は「詳細」です。選択した範囲内のすべての勘定科目を印刷する場合は、デフォルト値を使用します。「開始年」「終了年」および「結果」残高試算表タイプは、特定の国の要件に準拠するために提供されています。

ページ番号書式

適用可能なページ番号書式を選択します。有効な値は、「ページ: n」および「ページ: n/m」です。デフォルト値は「ページ: n/m」です。

よくある質問

次の表は、一般会計残高試算表レポートに関するよくある質問を示しています。

よくある質問

回答

このレポートを見つけるにはどうすればよいですか。

「ナビゲータ」メニューの「スケジュール済プロセス」ワークエリアでこのレポートをスケジュールおよび実行します。

このレポートは誰が使用しますか。

  • 財務会計担当

  • 財務管理者

このレポートはいつ使用しますか。

一般会計残高試算表レポートを使用して、次の内容をレビューします。

  • 会計組合せまたは勘定科目値および摘要

  • 前期間活動および年累計活動

  • 期首残高および期末残高

これらはどのようなタイプのレポートですか。

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