会計カレンダが異なる場合に仕訳をプライマリ元帳からセカンダリ元帳にコピーする方法

セカンダリ元帳の設定の一部として、その元帳にコピーされる情報のレベルを決定するデータ変換レベルを選択します。

データ変換レベルを「仕訳」に設定すると、プライマリ元帳の仕訳転記プロセスによって、仕訳がセカンダリ元帳にコピーされます。

プライマリ元帳とセカンダリ元帳で異なる会計カレンダが使用されている場合は、仕訳と会計日が同じ標準期間に仕訳がコピーされます。仕訳は調整期間にコピーされません。調整期間に転記する必要がある場合は、セカンダリ元帳仕訳の期間を手動で変更する必要があります。

プライマリ元帳の期間設定

プライマリ元帳の会計カレンダにこれらの期間があるとします。

期間名

期間日付範囲

調整期間?

NOV-20

11/1/20 - 11/30/20

いいえ

ADJ-NOV-20

11/30/20 - 11/30/20

はい

DEC-20

12/1/20 - 12/31/20

いいえ

ADJ-DEC-20

12/31/20 - 12/31/20

はい

セカンダリ元帳の期間設定

次に、セカンダリ元帳の会計カレンダの会計期間を示します。

期間名

期間日付範囲

調整期間?

NOV-20

11/1/20 - 11/30/20

いいえ

ADJ-NOV-20

11/30/20 - 11/30/20

はい

DEC-20

12/1/20 - 12/31/20

いいえ

ADJ1-DEC-20

12/31/20 - 12/31/20

はい

ADJ2-DEC-20

12/31/20 - 12/31/20

はい

仕訳のコピー方法

次に、仕訳をセカンダリ元帳にコピーする方法を示す例を示します。

仕訳計上日

プライマリ元帳の仕訳期間

セカンダリ元帳の期間ステータス

セカンダリ元帳の仕訳期間

1

11/10/20

NOV-20

すべてオープンです。

NOV-20

2

11/30/20

ADJ-NOV-20

すべてオープンです。

NOV-20

3

12/31/20

DEC-20

ADJ1-DEC-20およびADJ2-DEC-20のみがオープンです。

該当なし

DEC-20の期間がオープンしていないため、転記プロセスはエラーで終了します。