会社間トランザクションの編集方法
複数階層フローからの会社間トランザクションは、会社間契約および入力済資金振替承認から導出された属性に基づいて生成されます。
トランザクションで編集できる内容 | 動作 | 影響 |
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決済通貨基準 |
決済通貨基準は、複数階層フローのトランザクションの特定のレグに対して資金振替が決済される通貨です。 決済通貨基準は、もともとはトランザクションの生成時に会社間契約から導出されます。 このデフォルト・オプションを編集して、別の値に上書きできます。 |
決済通貨基準を変更すると、決済通貨での決済金額の再計算が必要になる場合があります。 |
換算レート・タイプ | 会社間契約で定義された換算レート・タイプが、トランザクション通貨から決済通貨への換算に使用されます。 換算レート・タイプは、もともとはトランザクションの生成時に会社間契約から導出されます。 このデフォルト・オプションを編集して、別の値に上書きできます。 |
換算レート・タイプを変更すると、換算レートが元々のレートと異なる可能性があるため、決済金額の再計算が必要になります。 新しい換算レート・タイプが「ユーザー」の場合、決済金額の計算のためのレートをユーザーが手動で入力する必要もあります。 |
勘定科目組合せ | トランザクション勘定科目ビルダーを使用して、トランザクションの各レグの送り側組織と受け側組織の両方について、ユーザー入力可能な勘定科目組合せを決定できます。 トランザクションを編集して、デフォルト設定された勘定科目組合せを上書きできます。または、TADを使用しない場合は、勘定科目組合せを手動で入力できます。 |
勘定科目組合せは、貸借一致明細を含む会計情報の生成に使用されます。 勘定組合せを編集するたびに貸借一致明細を再生成できます。 |
顧客サイト | 会社間トランザクション・タイプによって、会社間トランザクションを売掛管理と買掛管理で請求書として処理するかどうかが決まります。 後続のフローが請求の場合、顧客名とサイトを含む顧客情報が、会社間顧客サプライヤ関係設定から導出されます。 別の顧客サイトを指定して売掛/未収金請求書を生成する場合は、顧客サイトを編集できます。 参照セットのプライマリとして設定されているサイトがデフォルト設定されます。 |
会社間トランザクションが売掛管理に転送されると、新しい顧客サイトが売掛/未収金請求書の生成に使用されます。 |
サプライヤ・サイト | 会社間トランザクション・タイプによって、会社間トランザクションを売掛管理と買掛管理で請求書として処理するかどうかが決まります。 後続のフローが請求の場合、サプライヤ名とサイトを含むサプライヤ情報が、会社間顧客サプライヤ関係設定から導出されます。 別のサプライヤ・サイトを指定して買掛/未払金請求書を生成する場合は、サプライヤ・サイトを編集できます。 プライマリとして設定されたサイトがデフォルト設定されます。 |
会社間トランザクションが買掛管理に転送されると、新しいサプライヤ・サイトが買掛/未払金請求書の生成に使用されます。 |