詳細残高の照会方法
勘定照会は、「詳細残高の照会」ページを使用して実行できます。このページに移動するには、「期間クローズ」作業領域で「詳細残高の照会」タスクを選択します。
Financial ReportingまたはSmart Viewからページにドリル・スルーすることもできます。
検索基準
検索基準を入力する際に考慮する点を次に示します。
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データ・アクセス・セット割当によって、検索できる元帳および元帳セットが決まります。
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会計期間でのみ検索でき、年または四半期では検索できません。
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勘定科目階層(ツリー・バージョン)が残高キューブに公開されていれば、勘定体系フィールドで任意の勘定科目階層レベルを検索できます。結果が返される前に検索がタイムアウトした場合は、勘定体系ディメンションの親値を下位レベルに設定します。
- セグメント値は摘要で検索できます。
保存済検索
同じ基準を使用して頻繁に検索する場合は、保存済検索を作成します。
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検索基準を入力します。
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「保存」をクリックします。
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検索の名前を入力します。
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オプションで、保存済検索をデフォルト検索にします。「詳細残高の照会」ページが表示されると、デフォルトの保存済検索基準が自動的に移入されます。
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「OK」をクリックします。
検索結果
検索結果では次のことを実行できます。
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実績残高の仕訳明細にドリルダウンし、仕訳または補助元帳トランザクションにドリルダウンします。
ノート: 仕訳明細へのドリルには、入力金額と計上済金額、会計日、仕訳明細摘要などの属性が表示されます。ノート:予算データへのドリルはサポートされていません。
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残高をExcelにエクスポートします。
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および メニューを使用して、列の非表示、表示および管理を行います。たとえば、勘定体系ディメンションの説明は、デフォルトで非表示になっています。会社、コスト・センターおよび勘定科目ディメンションの説明を表示することもできます。
「通貨タイプ」検索フィールドで「入力済」または「換算済」を選択した場合、検索結果は2行に表示されます。最初の行には、入力された通貨が表示されます。2番目の行には、元帳通貨が表示されます。
Financial ReportingおよびSmart Viewからのドリル・スルー
Financial ReportingまたはSmart Viewからドリル・スルーして「詳細残高の照会」ページに移動する場合は、次の点を考慮してください。
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データ・アクセス・セット割当によって、ページにドリル・スルーできるかどうかが決まります。
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ベスト・プラクティスは、タイムアウトを防ぐために、勘定体系ディメンションの視点設定をできるだけ低い親または詳細値に設定することです。
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年または四半期の会計期間ディメンションにドリルダウンすると、会計期間が、「詳細残高の照会」ページで適用可能な会計期間の範囲に変換されます。
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行、列、ページおよび視点の選択内容がページ検索フィールドに表示されます。必要に応じて検索基準を絞り込み、検索を再実行できます。
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照会ページから、(実績残高の)仕訳明細にドリルダウンし、仕訳または補助元帳トランザクションにドリルダウンできます。
予算データへのドリル・スルーはサポートされていません。