運用メジャーおよび統計仕訳の管理
「合弁企業運用メジャー」作業領域で、運用メジャーを追加、逆仕訳または削除できます。
合弁企業会計担当は、運用メジャーを追加、削除および逆仕訳できます。合弁企業会計マネージャは、運用メジャーの表示のみを行えます。
運用メジャーの統計仕訳を作成する場合は、「運用メジャー」作業領域から仕訳の詳細にアクセスできます。仕訳が誤って作成された場合は、運用メジャーを逆仕訳してから、統計仕訳を作成するプロセスを再度実行して、逆仕訳を処理できます。
この作業領域では、運用メジャーが処理可能かまたは処理済かを示す運用メジャーのステータスを表示できます。また、ビジネス・ニーズに応じて、運用メジャーを保留にしたり、ユーザー定義ステータスを作成して運用メジャーに適用することもできます。
運用メジャーには、ステータスに加えて明細タイプが含まれます。明細タイプを使用して、運用メジャーの当初値を逆仕訳するために逆仕訳レコードが作成された運用メジャーを追跡します。明細タイプは次のとおりです:
明細タイプ | 説明 |
---|---|
当初 | 運用メジャーのデフォルトの明細タイプ。この明細タイプは、逆仕訳されていない運用メジャーに使用されます。 |
逆仕訳済 | 当初運用メジャーの逆仕訳に対して作成された新規レコードの明細タイプ。監査のために、逆仕訳に対して別のレコードが作成され、逆仕訳された値が表示されます。 |
取消済 | 運用メジャーを逆仕訳するプロセスが完了すると、当初運用メジャー・レコードの明細タイプが「当初」から「取消済」に変わります。 |
運用メジャーのステータスおよび明細タイプによって、運用メジャーに対して実行できる処理が決まります。Oracle Joint Venture Managementでは、ステータスまたは明細タイプにより許可されていない処理は実行できません。詳細は、運用メジャーのステータスの変更、運用メジャーの削除および運用メジャーの逆仕訳の方法に関する該当するトピックを参照してください。