クレジット・メモ作成のための逆仕訳済配分の準備

「合弁企業配分逆仕訳の請求書の作成」モードで「合弁企業修正の処理」プロセスを実行し、クレジット・メモの作成に備えて逆仕訳済原価配分を売掛/未収金に送信します。

プロセスでは、クレジット・メモが作成されていない逆仕訳済原価配分のみが選択され、売掛/未収金インタフェース表に送信されます。「合弁企業配分」作業領域の逆仕訳済原価配分のステータスが「クレジット・メモ処理中」に更新されます。

重要! このプロセスを実行する前に、AR_USE_INV_ACCT_FOR_CM_FLAGプロファイル・オプションに少なくとも1つのプロファイル値が設定されていることを確認してください。詳細は、売掛/未収金クレジット・メモを作成するためのプロファイル・オプションの設定を参照してください。

次のステップを実行してプロセスを実行します:

  1. スケジュール済プロセスをオープンし、「合弁企業修正の処理」ジョブにアクセスします。

  2. 「処理モード」で、「合弁企業配分逆仕訳の請求書の作成」を選択します。

  3. 「タイプ」で、「売掛/未収金クレジット・メモ」を選択します。「両方」を選択して、原価および収益の逆仕訳済配分から売掛/未収金クレジット・メモと買掛/未払金デビット・メモの両方を作成できます。

  4. 次のフィールドを使用して、処理する逆仕訳済配分をフィルタします:

    • ビジネス・ユニット。ビジネス・ユニットに関連付けられているすべての合弁企業の逆仕訳済配分を処理する場合に、ビジネス・ユニットを選択します。

    • 合弁企業。特定の合弁企業の逆仕訳済配分を処理する場合に、合弁企業を選択します。

      このプロセスをすべての合弁企業に対して実行するには、前述のフィールドを空白のままにします。プロセスにより、「アクティブ」ステータスの合弁企業のみが選択されます。

    • 請求パートナ。特定の請求パートナの逆仕訳済配分を処理するには、請求パートナを選択します。

  5. 「処理元」ドロップダウン・リストを使用して、期間または会計日で逆仕訳済配分を処理します。

    • 「期間」(推奨)を選択した場合は、表示されるフィールドで期間を選択します。

    • 「会計日」を選択した場合は、次のフィールドを使用して日付範囲を入力します:

      • 日付: 自。このフィールドに入力し、「日付: 至」フィールドを空白のままにすると、指定した日付から現在の日付までの会計日のすべての逆仕訳済配分が選択されます。

      • 日付: 至。このフィールドに入力し、「日付: 自」フィールドを空白のままにすると、指定した日付およびそれ以前の会計日のすべての逆仕訳済配分が選択されます。

    ドロップダウン・リストで「期間」または「会計日」を選択しても、期間または日付範囲を指定しないと、最早オープン期間に対応する会計日のすべての逆仕訳済配分が選択されます。

    「処理元」フィールドを空白のままにすると、プロセスに使用可能なすべての逆仕訳済配分が選択されます。

    ノート: 指定した期間または日付範囲内に転記された逆仕訳済配分のみが処理されます。
  6. 次のフィールドに、合弁企業クレジット・メモの作成時に「自動インボイスのインポート」プロセスによって割り当てられるデフォルト値を指定します:

    • 会計日。選択した逆仕訳済配分に対して合弁企業クレジット・メモが作成されるときにOracle Receivablesの一般会計日付に使用する日付を入力します。このフィールドを空白のままにした場合は、現在のオープン期間の最終日が使用されます。

    • トランザクション日。選択した逆仕訳済配分に対して合弁企業クレジット・メモが作成されるときにトランザクション日に使用する日付を入力します。このフィールドを空白のままにした場合は、現在の日付がデフォルト日付として使用されます。

  7. 「エラーの配分の処理」で「はい」を選択して、「エラー」ステータスの配分を含め、すべての逆仕訳済配分を処理します。

    処理中に問題が報告されるため、「自動インボイス・インポート」プロセスではこれらの配分のクレジット・メモは作成されません。このオプションを使用すると、最初にエラーが発生したが解決された逆仕訳済配分のクレジット・メモを作成できます。

  8. 「発行」をクリックします。