Oracle Project Costingのステータスおよび原価修正の処理

「合弁企業配分」作業領域で、「プロジェクト原価計算ステータス」は、配分が原価修正の作成に適格であるかどうかを示します。また、配分に対して原価修正が作成され、プロジェクト原価計算にインポートされているかどうかも示します。

次の表では、プロジェクト原価計算のステータスについて説明します:

ステータス 説明
会計待ち 原価修正として処理の対象となる配分がまだ請求されていないことを示します。プロセスでは、配分が請求されて転記されるまで、配分から原価修正を作成できません。配分を「配分のみ」に変更すると、プロジェクト・ステータスが「会計待ち」から「適用不可」に変わります。「配分のみ」の配分は請求に適格ではないため、原価修正としてプロジェクト原価計算に送信できません。
適用不可

このステータスは、次の状況で配分に適用されます:

  • 配分にプロジェクト情報がありません。

  • 配分に無効なプロジェクト情報があります。

  • 配分が「配分のみ」とマークされています。「配分のみ」設定を消去すると、プロジェクト原価計算ステータスが自動的に「会計待ち」に変わります。

  • 配分は内部利害関係者に関連付けられています。

  • 配分は資産または費用に関連付けられていません。

  • 配分は、原価修正の作成処理に適格にならないように、手動でこのステータスに変更されました。

プロセスに使用可能 プロジェクト関連の配分が請求されて転記され、原価修正のために処理する準備ができていることを示します。
プロジェクト原価計算進行中 配分に対して原価修正が作成され、プロジェクト原価計算へのインポートを待機してステージング中であることを示します。
プロセス完了 配分の原価修正がプロジェクト原価計算にインポートされたことを示します。