リースのアクティブ化
「リース会計」機能領域で「リース契約のアクティブ化」機能を有効にする必要があります。
リース・スケジュールを生成したら、リースをアクティブ化する必要があります。
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「処理」をクリックします。
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「アクティブ化」をクリックします。
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Oracle Lease Accountingでは、リース記帳会計イベントを使用して記帳トランザクションが生成されます。リース会計で、未処理の会計イベントとしてリース記帳が作成されます。
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「スケジュール」タブでリース詳細レポートを表示できます。
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「リース詳細レポートの添付」をクリックしてレポートを生成し、リースに添付します。リース会計により要求が発行され、完了すると通知されます。
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バックグラウンドでは、Oracle Enterprise Schedulerを使用するスケジュール済プログラムである「リース処理の処理」によって、次のアクティビティが実行されます。
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「リース詳細」レポートを生成します。
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リース・ステータスを「記帳済」から「確定済」に移行します。
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リースのアクティブ化時に確認メッセージが表示されます。
「完了」をクリックして、「リース」ランディング・ページに戻ります。
ワークフロー
リースのアクティブ化フローおよび修正フロー用のワークフローが提供されるようになりました。このワークフローは、リース・トランザクション(アクティブ化+修正)のシステム・オプションおよびFBDIからインポートされたリースから開始できます。リース会計では、FBDIリースが期間半ばの移行済リースと新規リース2つのバケットに再グループ化されています。
このワークフローを開始して、関連する参照を選択すると、アクティブ化プロセスが承認待ち状態になります。スケジュールの生成後、「承認のために発行」という新しいドロップダウン処理を使用できます。
リースのアクティブ化後の処理
リースがアクティブ化された後に、リースのリース経費を生成する必要があります。リース経費の生成は通常、期末アクティビティです。
パラメータを「見越計上」としてOracle Enterprise Schedulerジョブの「リース会計の処理」プログラムをスケジュールします。これにより、次のようにリース経費のトランザクションが生成されます。
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償却費
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支払利息
このOracle Enterprise Schedulerプログラムには、次の3つのパラメータがあります。
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ビジネス・ユニット(必須)
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リース番号
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期間
複数の元帳がある場合は、ビジネス・ユニットおよびすべての会計標準のリース経費が生成されます。
会計の作成
リース会計では、「会計の作成」プログラムを使用して「ドラフト」または「確定」ステータスのリース記帳に対して生成されるすべての会計イベントが計上されます。
リース支払の処理
サイド・パネルから「リース支払の処理」を使用して、次の作業を完了できるようになりました。
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リース支払の承認。
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支払承認のための「支払承認」会計の生成。
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支払情報を買掛管理に転送し、その情報をインポートして買掛管理で請求書を生成。