消込済入金台帳

消込済入金台帳は、顧客残高に影響するすべての入金消込をレビューするために使用します。

このレポートには、顧客入金と割引の両方の情報が含まれます。このレポートを使用して、特定の顧客の入金消込、入金バッチ、または消込済トランザクション番号をレビューできます。このレポートを使用してその他入金をレビューすることはできません。

どのように顧客入金がトランザクションに消し込まれたのかをレビューします。オプションとして、手動消込を必要とする入金(消込例外事由)を分析して、自動入金消込を向上させます。スタンドアロン・レポートが必要な場合に、一般会計への突合せに使用します。

選択するレポート・パラメータ

顧客および入金バッチ別に入金消込を選択できます。入金消込会計日範囲を指定して、その期間の特定の情報をレビューします。レポートには、チェック日に関係なく、日付範囲内のすべての入金消込が表示されます。

消込会計日

消込会計日範囲。

入金バッチ番号

バッチごとに入金を選択して、ロックボックス・バッチなどの特定のバッチをレビューします。

消込例外事由

消込例外事由は、入金消込が自動的に行われなかった理由を示します。このパラメータを選択した場合、レポートには、消込例外事由別の小計が示されます。

消込済トランザクション番号

トランザクションに消し込まれたすべての入金を選択できるようにするトランザクション番号。

レポート出力

レポートでは、次のように、ビジネス・ユニットおよび指定期間の消込会計日によって顧客入金消込情報が示されます。

  • レポートには、入金から入金への消込が、プラスの消込を持つ1つの入金とマイナスの消込を持つもう1つの入金として表示されます。

  • レポートには、消込済入金としてデビット・メモ戻し処理入金が表示されます。これは、トランザクションがデビット・メモ戻し処理入金によってクローズされ、新規デビット・メモが入金額に対して作成されるためです。他のすべての入金戻し処理は、未消込入金台帳に表示されます。

次の表は、「消込入金台帳」の出力の重要な列を示しています。

列見出し

説明

消込会計日

入金消込または消込戻し処理の会計日。

消込済入力金額

入力通貨での消し込まれた入金額。

期限内割引

元帳通貨での期限内割引金額。

期限外割引

元帳通貨での期限外割引金額。

計上された消込済金額

元帳通貨での消し込まれた合計金額。

消込例外事由

入金を自動的に消し込むことができなかった理由。

次の表は、「消込入金台帳」の出力の重要な行を示しています。

行見出し

説明

[消込例外事由]合計

消込例外事由ごとの計上された消込済金額の小計。

[ビジネス・ユニット]合計

ビジネス・ユニットごとの計上された消込済金額の小計。

総合計

レポートのすべての計上された消込済金額の合計。