非定型支払の仕組み

「非定型支払の管理」ページを使用すると、当方銀行口座から外部受取人の銀行口座に非定型資金を振替できます。非定型支払では、支払処理を進める前に承認プロセスが必要になる場合があります。

支払処理時には、フォーマット検証を経てから伝送が実行されます。

次の表は、非定型支払の実行に使用する要素および結果として発生すると考えられるステータスを示しています。これらのステータスに応じて、問題を修正するために必要な処理を実行することになります。

フィールド名

必須

説明

支払番号

はい。アプリケーションによって支払参照が生成されます。

一意の支払参照番号。

支払番号

はい

支払を開始する銀行口座。

受取人

はい

受取人の名前。

受取人口座

はい

支払を受け取る受取人銀行口座。

支払日

はい

支払日。デフォルトでは突合せ日が設定されます。

金額

はい

支払対象金額。

通貨

はい

支払通貨。

ステータス

「承認」が有効な場合は、「はい」。

支払のステータス。有効な値は次のとおりです。

  • 承認待ち

  • 承認済

  • 否認済

  • 検証済

  • 無効

  • 決済処理中

  • 失敗

  • 完了

  • 無効

支払ステータスには、処理不能なものと処理可能なものがあります。次の表は、考えられるステータスを示しています。

処理不能なステータス

説明

フォーマット済

支払はフォーマットされていますが、伝送は必要ありません。

伝送済

支払はフォーマットおよび伝送されました。

終了

支払はユーザーによって終了されました。

処理可能なステータス

説明

文書検証エラーに対応するための処理待ち

訂正または欠落しているデータが必要です。

支払検証エラーに対応するための処理待ち

訂正または欠落しているデータが必要です。

検証失敗および処理待ち

訂正または欠落しているデータが必要です。

フォーマット済および伝送の準備

検証を通過し、伝送する準備ができました。

フォーマット失敗および処理待ち

訂正または欠落しているデータが必要です。

伝送失敗

訂正または欠落しているデータが必要です。

ノート:

支払プロセス要求で発生した問題を解決できるように、Cash Managementにより、Oracle Fusion Paymentの「文書検証エラーの解決」ページが呼び出されます。