外部資金トランザクションの概要
外部資金トランザクションとは、アプリケーション内に記録されていない現金取引に関連するトランザクションのことです。外部トランザクションのソースは次のとおりです。
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手動入力
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インポート
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貸借一致トランザクション: 銀行手数料、換算レートまたはその他の手数料などが原因で、取引明細書明細とアプリケーション・トランザクションの間に差額が生じた場合に、その差額を記録する目的で突合せ中に作成されるトランザクションです。
ノート
1-1の支払と入金の突合せ照合タイプでは、突合せ差額は、銀行口座のビジネス・ユニット・アクセス・レベルで定義されている為替差損益勘定および銀行手数料勘定に自動的に分割されます。
それ以外のすべての突合せ照合タイプ・シナリオ(1-M、M-1、M-M)およびトランザクション・ソース(給与、外部トランザクション、仕訳など)では、銀行口座設定で定義されている突合せ差異勘定が使用されます。
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銀行取引明細書: 銀行取引明細書トランザクションの作成プログラムでは、未突合せ取引明細書明細から定義したルールに基づいてトランザクションが作成されます。これには、銀行手数料、利息またはその他の項目などの項目が含まれます。
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銀行口座振替
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非定型支払
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戻し処理調整
外貨銀行口座の場合、銀行口座設定で定義されている会計換算レート・タイプを使用して、会計で使用される換算レート・タイプおよび換算レートのデフォルトが設定されます。
ノート:
オプト・イン機能の「資金外部トランザクションのユーザー換算レートの割当」を有効にすると、外部トランザクションの作成時に換算レートが上書きされます。