トランザクション登録

ビジネス・ユニットと会計期間ごとに顧客トランザクションをレビューするには、トランザクション登録を使用します。このレポートには、指定された期間中の顧客の未回収残高を増額または減額するすべてのトランザクションが含まれます。

オプションで「一般会計転記適格」パラメータを「いいえ」に設定すると、一般会計には転記されずに顧客の未回収残高が更新されるトランザクションをレビューできます。このパラメータ・オプションは、Oracle以外の請求システムからReceivablesにインポートされて、一般会計に直接転記されるトランザクションに使用します。このようなトランザクションをReceivablesにインポートした場合、そのトランザクションに割り当てられたトランザクション・タイプでは「GL転記」オプションは有効になりません。これらのトランザクションはすでに一般会計に計上されているためです。この後にReceivablesによって、支払と回収の目的でそれらのトランザクションが追跡されます。

トランザクション登録は、顧客アカウントのレビュー要件に従って実行してください。このレポートは、スタンドアロン・レポートが必要なときに、一般会計との突合せにも利用できます。

選択するレポート・パラメータ

会計日

レポートに含めるトランザクションの会計日付範囲。

トランザクション通貨

1つのトランザクション通貨にレポートを限定します。

トランザクション区分

レポートを、請求書、クレジット・メモ、チャージバックまたはデビット・メモに限定します。

一般会計転記適格

• はい: 一般会計への転記対象として適格なトランザクション。これらのトランザクションに割り当てられたトランザクション・タイプで「GL転記」オプションが有効になります。

• いいえ: 一般会計に転記されないトランザクション。これらのトランザクションに割り当てられたトランザクション・タイプで「GL転記」オプションが有効になりません。

レポート出力

このレポートでは、トランザクション区分と会計日別にトランザクションがグループ化され、トランザクション区分とビジネス・ユニットごとの小計が表示されます。

次の表は、トランザクション台帳のレポート・ヘッダーを示しています。

レポート・ヘッダー	説明
トランザクション入力金額	トランザクション通貨でのトランザクションの金額
トランザクション通貨	トランザクションの通貨
トランザクション計上済金額	元帳通貨でのトランザクションの計上済金額
[トランザクション区分]合計	各トランザクション区分の計上済金額合計
[ビジネス・ユニット]合計	各ビジネス・ユニットの計上済金額合計
総合計	レポートの計上済金額合計