停滞状態から成功への決済バッチの更新

資金取得プロセス・プロファイルを設定するとき、銀行から資金取得承認を受け取るかどうかを指定できます。資金取得承認を設定するには、「フォーマット」の「決済応答処理」セクションで「インバウンド応答書式」を指定します

ただし、銀行が資金取得承認をサポートしていない場合に「決済応答処理」セクションで「インバウンド応答書式」を誤って指定すると、正常に完了した決済バッチは、到着しない承認を待つ中間ステータスに設定されます。このようなトランザクションをOracle Paymentsで中間ステータスから成功ステータスや拒否ステータスに移行することはできません。

ただし、特定の条件下では、決済バッチとそのトランザクションを中間ステータスから成功ステータスに移行できます。「資金取得承認の取得」プロセスを発行すると、次の場合のみ、決済バッチおよびそのトランザクションが中間ステータスから「成功」に更新されます。

  • 「決済バッチ参照」選択リストから参照番号を選択した場合。

  • 資金取得プロセス・プロファイルの資金取得処理タイプが「銀行口座」になっている場合

  • 資金取得プロセス・プロファイルの「フォーマット」タブで、次のフォーマットが指定されていない場合。

    • 「決済」セクション: インバウンド応答書式

    • 「決済応答処理」セクション: 「アウトバウンド書式」および「インバウンド応答書式」

  • 資金取得承認が伝送構成に添付されていない場合。