売上税レポート

このトピックでは、売上税レポートに関する詳細を示します。

概要

売上税レポートは、Oracle Fusion Receivablesで入力された請求書の課税対象額、免税額および税額を示します。データは税管轄区域別に出力およびグループ化されます。

次の図はこのレポートの例です。

売上税レポートの例。

重要な知見

売上税レポートは、売上税タイプおよび発生主義のレポートについてのみ使用します。

売上税レポートで修正が正しく報告されるようにするため、税管轄区域を対応する税率と関連付ける必要があります。

レポートのパラメータ

次の表では、プロセス・パラメータの一部について説明しています。

パラメータ

説明

レポート・レベル

レポートを実行するレベルを選択します。3つのレベル(「元帳」「法的エンティティ」および「税務登録番号」)から選択できます。

レポート・コンテキスト

レポートのコンテキストを指定します。このパラメータの値のリストは、選択したレポート・レベルによって異なります。

  • レポート・レベルとして「法的エンティティ」を選択する場合は、レポート対象となる法的エンティティを選択し、必要に応じて税務登録番号を選択します。「税務登録番号」パラメータに税務登録番号を入力すると、その税務登録番号に関連付けられている特定の法的レポート・ユニットに対して入力されたトランザクションのサブセットのみに関するレポートが作成されます。

    特定の税務登録番号のレポートを実行して、同じ税務登録番号を共有する法的エンティティに対して入力されたトランザクションに関するレポートを作成します。これは税グループ登録とも呼ばれます。

  • レポート・レベルとして「元帳」を選択する場合は、セキュリティ・プロファイル内の元帳セットまたはデータ・アクセス・セットで定義されている元帳に関連付けられている法的エンティティについてレポートできます。会計処理に合わせて税金活動を確認する場合は、元帳別に税金レポートを実行します。

    元帳の通貨またはトランザクションの通貨とは異なる通貨で税金活動を表示する必要がある場合は、元帳別に税金レポートを実行します。

税務登録番号

レポート・レベルが「法的エンティティ」の場合は、法的レポート・ユニットに割り当てられている税務登録番号を入力します。

税金ポイント日付

指定した日付範囲のトランザクションが含められます。

税金ポイント日付は、納税者が税務当局に税金を支払う義務を負った日付です。

トランザクション日

指定した日付範囲のトランザクションが含められます。トランザクション日範囲は指定するが会計日範囲は指定しない場合、トランザクションのトランザクション日と会計日が異なる期間にあると、レポートと一般会計が合わなくなります。

都道府県

指定した都道府県の売上税情報が含められます。

免税ステータス

指定したステータスの免税の対象となるトランザクションが一覧表示されます。たとえば、「否認済」と入力して、否認済免税を使用するトランザクションをすべて見つけることができます。

FAQ

次の表に、売上税レポートについてよくある質問を示します。

FAQ

回答

このレポートを見つけるにはどうすればよいですか。

「ナビゲータ」メニューの「スケジュール済プロセス」ワークエリアでこのレポートをスケジュールおよび実行します。

このレポートは誰が使用しますか。

  • 税金マネージャ

  • 税金会計士

このレポートはいつ使用しますか。

このレポートを使用して、地方税債務を確認し、税務当局に報告します。

これはどのようなタイプのレポートですか。

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