地理の概要

取引先コミュニティ・モデルで地理構造およびマスター地理を正しく設定することは、Oracle Enterprise Resource Planning (ERP) Cloudアプリケーションを適切に使用および管理するうえで重要です。

地理構造およびマスター地理データは、複数の製品ファミリおよびアプリケーションで共有されます。住所検証により、製品アプリケーションをまたがるすべての事業所エンティティでの完全で有効なマスター住所データが保証されます。また、完全で有効なマスター・データは、正確なトランザクション税金計算で重要となります。

地理構造および対応するマスター地理を手動で定義するか、これらの地理エンティティをインポートできます。ここで次の情報を使用できます。

  1. 「地理の管理」ページ

  2. インポート管理プロセス

地理の管理の詳細は、Oracle Help Center (https://docs.oracle.com)でOracle ERP Cloud財務およびプロジェクト管理の共通機能の実装ガイドの「企業体系の定義」の章にある、地理に関する項を参照してください。

地理の管理

地理の管理ページを使用して、地理構造、地理階層、地理マッピングおよび地理検証を手動で定義します。個々の国の地理の数が限定的で、地理要件が単純な場合は、地理を手動で定義します。

インポート管理

インポート管理プロセスを使用して、XMLまたはテキスト・ファイルに含まれているデータを読み取り、そのデータをアプリケーションにインポートします。

インポート管理機能にアクセスするには、「ナビゲータ」「ツール」「インポート管理」に移動します。

詳細は、「地理データのインポート」のトピックを参照してください。