承認および通知の履歴

アプリケーションは、請求書承認ワークフロー・プロセスを通過する買掛/未払金請求書の承認および否認履歴を記録します。

請求書の承認および通知の履歴を表示する方法を次に示します。

  1. 「ナビゲータ」 > 「買掛管理」 > 「請求書」に移動します。
  2. 既存の請求書を開き、「保留および承認」タブに移動します。

「承認および通知の履歴」セクションには次の列があります。

列名 定義
ワークフロー・タイプ ワークフローの名前
明細 明細レベル承認の明細番号
処理 割当先がワークフロー承認通知に対して処理を実行した日付
承認者 承認者の名前
レビュー済金額 承認者の応答時の請求書金額
コメント 請求書の承認者によって提供されたコメント
保留事由 保留事由(請求書に保留がある場合に表示されます)

承認履歴処理

ユーザーが承認のために請求書を発行すると、請求書に対して行われたすべての処理(発行を含む)が記録されます。表示される可能性のある処理のリストを次に示します。

処理 内容
開始済 請求書が承認のために発行されたため、承認通知が作成されます。
割当先 承認通知は承認者に割り当てられます。
取下済 発行者は承認のために請求書を取り下げました。
再発行済 請求書は、否認後または取下げ後に承認のために再発行されます。
自動承認済 構成済ルールのため、請求書は自動承認されます。
自動否認済 構成済ルールのため、請求書は自動否認されます。
取得者 承認通知は当初2人の承認者に割り当てられましたが、そのうちの1人が最初に処理を実行して要求しました。
コメント更新済 承認プロセス中に承認通知にコメントが追加されます。
添付更新済 承認プロセス中に承認通知に添付が追加されます。
ノート:

アプリケーションでは、承認のために請求書を発行する際に追加された添付の履歴は記録されません。

  • 情報要求者
  • 情報要求元
  • 承認者は、請求書を発行したユーザーに詳細情報を要求しました。
  • 承認者の処理は「情報要求者」として記録され、新しい行が「情報要求元」の処理で送信者に対して作成されます。
  • 情報発行者
  • 情報発行先
  • 発行者が詳細の要求に対してコメントおよび添付を入力しました。
  • 発行者の処理が「情報発行者」に変更され、請求書が「情報発行先」の処理で承認者に再割当されます。
  • 委任者
  • 委任先
  • 承認待ち通知は、現在の承認者によって別のユーザーに委任されます。
  • 新しい割当先の名前が承認者として記録されます。
  • 再割当者
  • 再割当先
  • 承認者は、コメントを追加した後に別のユーザーに承認通知を再割当しました。
  • 新しい割当先の名前が承認者として記録されます。
  • エスカレート担当者
  • エスカレート先
請求書承認タスクは、期限タスク設定に基づいてユーザーまたはアプリケーションによってエスカレートされました。
承認済 請求書は承認者によって承認されました。
否認済 請求書は承認者によって否認されました。
手動承認済 請求書は管理者権限を持つユーザーによって強制承認されました。
失効済 タスク期限が到来した時間までに承認者による応答がないため、承認タスクはアプリケーションによって失効しました。

処理が実行されるたびに、処理を実行したユーザーの名前または処理が割り当てられたユーザーの名前で「承認者」列が更新されます。アプリケーションでは、次の場合にワークフロー・システムが承認者として記録されます。

  • 事前定義済ルールのため、承認通知は自動承認または自動否認されます。
  • 承認タスクは、タスク期限設定に基づいてアプリケーションによってエスカレートされました。
  • 規定された期限が過ぎた後の応答がないため、承認タスクはアプリケーションによって失効しました。