フラット・ファイルからの予算データのインポート

予算のアップロード・プロセスを使用して、Oracle Hyperion Planningなどの他の予算編成アプリケーションからの予算情報を統合します。

一般会計予算残高のインポートというファイルベース・データ・インポート(FBDI)を使用して、GL残高キューブにアップロードする予算データを外部ソースからロードします。

一般会計残高キューブに予算金額をロードするには、GL_BUDGET_INTERFACE表にデータを移入して、「予算の検証およびアップロード」プロセスを実行します。1回のロード・プロセスで、同じ勘定体系を使用した複数の期間および複数の元帳に対する予算をロードできます。

ノート:

予算データはGL_BALANCES表にはロードされず、差異レポートを作成するために残高キューブにのみロードされます。

GL_BUDGET_INTERFACE表の列に対する値の割当て

予算インポートを正常に実行するには、インタフェース表の値が必要な列に値を入力する必要があります。

次の表は、値が必要な列の説明を示しています。

名前

RUN_NAME

インポートされる予算データ・セットを識別する名前を入力します。

STATUS

新規予算データをロードしていることを示すNEWという値を入力します。

LEDGER_ID

予算金額に対する適切な元帳ID値を入力します。元帳の元帳IDは「プライマリ元帳の管理」ページで参照できます。元帳ID列はデフォルトで非表示ですが、「ビュー列」メニューから表示できます。同じ実行名で複数の元帳を入力する場合は、すべての元帳で同じ勘定体系を共有している必要があります。

BUDGET_NAME

予算明細に対する適切な予算名値を入力します。予算名は、会計シナリオ値セットで定義します。

PERIOD_NAME

予算データのロード対象期間の名前を入力します。未オープン期間、先日付入力可能期間およびオープン期間にのみ予算データをロードできます。

CURRENCY_CODE

予算の通貨を入力します。

SEGMENT1からSEGMENT30

勘定体系の各セグメントに対して使用可能で有効な勘定科目値を入力します。

BUDGET_AMOUNT

勘定科目タイプ(費用および資産)に対する金額を元帳通貨で入力します。

OBJECT_VERSION_NUMBER

Oracle Cloud実装の場合、このフィールドは、セキュアFTPサーバーからデータをロードするときにアプリケーションによって自動的に移入されるため、空白のままにします。その他の実装の場合は、列の値を1に設定できます。

次の列は、予算インポート・プロセスで内部処理に使用されるか、現時点では使用されないため、空白のままにします。

  • CHART_OF_ACCOUNTS_ID

  • CODE_COMBINATION_ID

  • ERROR_MESSAGE

  • CREATION_DATE

  • CREATED_BY

  • LAST_UPDATE_DATE

  • LAST_UPDATE_LOGIN

  • LAST_UPDATED_BY

  • REQUEST_ID

  • LOAD_REQUEST_ID