プロジェクト情報による配分可能トランザクションの識別
合弁企業に対して配分可能として識別される勘定科目には、様々なプロジェクトに関連するトランザクションを含めることができます。
合弁企業定義で配分可能勘定科目を識別した後、プロジェクト詳細を入力して、特定のプロジェクト関連トランザクションを識別して配分し、その他は配分しないようにすることもできます。合弁企業について配分可能として識別した勘定科目に、配分されないようにするプロジェクト関連トランザクションが含まれる場合、この追加レベルの絞込みが必要です。
注意: これは、Oracle Fusion Cloud Project Managementで定義された資本資産プロジェクトおよび費用のみのプロジェクトにのみ関係します。Oracle Joint Venture Managementで配分のために契約プロジェクトに関連付けられたトランザクションを識別すると、過剰請求が発生する可能性があります。
次の2つのどちらかの方法で、配分可能トランザクションをプロジェクト情報で識別できます:
- プロジェクト・セットを作成し、それを合弁企業定義に割り当てます。(推奨)
プロジェクト・セットは、配分可能トランザクションを識別するための効率的で柔軟性の高い方法です。プロジェクト・セットでは、プロジェクト番号、タスク番号、支出タイプ、支出組織など、プロジェクト値の範囲を識別するためのフィルタ基準を入力できます。
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合弁企業定義の個々のプロジェクト値を識別します。
合弁企業定義の「配分可能プロジェクト値」ページで、配分可能プロジェクト値ルールを作成できます。この方法では、各プロジェクト値を識別するために、配分可能プロジェクト値ルールを設定する必要があります。この方法は、手間がかかります。プロジェクトが数個しかない場合には、この方法を使用してかまいませんが、それでもプロジェクト・セットをかわりに使用することをお薦めします。