合弁企業勘定科目セットの概要
合弁企業勘定科目セットには、Oracle Joint Venture Managementで処理するトランザクションを識別するためのフィルタ基準が含まれています。勘定科目セットを作成して、次の項目に割り当てることができます:
- 合弁企業定義
合弁企業の配分可能勘定科目を識別するには、合弁企業定義で勘定科目セットを使用します。配分可能勘定科目には、合弁企業パートナ間で分割および配分するトランザクションが含まれます。
勘定科目セットを使用して、合弁企業について勘定科目を"配分のみ"として識別することもできます。配分のみの勘定科目には、原価または収益に直接関係しないトランザクションが含まれます。これらのトランザクションは分割されて配分が作成されますが、それらの配分は利害関係者に請求されません。
- 所有者定義割当ルール
合弁企業について配分可能として識別された特定の勘定科目または勘定科目のセットのトランザクションに所有権定義または直接請求利害関係者を割り当てるには、所有者定義割当ルールで勘定科目セットを使用します。
- 間接費方法
間接費の計算で使用するトランザクションを識別するには、間接費方法で勘定科目セットを使用します。間接費を計算するための基準として一般会計および補助元帳トランザクションを使用する間接費方法に勘定科目セットを割り当てることができます。
それぞれの勘定科目セットは、「勘定科目セット」作業領域で直接定義できます。この作業領域では、Microsoft Excelスプレッドシートを使用して複数の勘定科目セットを定義し、スプレッドシートから作業領域にそれらをすべて一度にアップロードすることもできます。
合弁企業会計担当および合弁企業アプリケーション管理者は、勘定科目セットを作成および管理できます。