原価修正のタスクおよび支出タイプの上書きの設定

「合弁企業システム・オプション」では、合弁企業配分から生成された原価修正で、タスク、支出タイプまたはその両方の上書きを入力できます。タスクと支出タイプは、プロジェクト・マネージャが予算と予測の基準して使用できる4つのカテゴリのうちの2つです。タスクと支出タイプを上書きすると、プロジェクト会計担当は正味原価、総原価またはその両方について予算と予測を行うことができます。また、資産計上可能金額を正しく計算することもできます。

プロジェクト原価計算で間接費計算が有効になっている場合は、合弁企業配分の原価修正が間接費計算に含まれないようにする必要があります。そうするためには、原価修正で支出タイプの上書きを設定する必要があります。次にプロジェクト会計担当が、支出タイプ上書きのある原価修正を間接費計算から除外するように間接費計算アプリケーションを設定できます。

構成すると、当初トランザクションに入力されたタスクおよび支出タイプに関係なく、Oracle Project Costingに送信されたすべての原価修正が「合弁企業システム・オプション」の値で上書きされます。Oracle Joint Venture Managementで識別されたプロジェクト関連トランザクションにタスクまたは支出タイプがない場合、プロジェクト原価計算に送信された関連する原価修正には上書きが適用されません。

システム・オプションで入力されたタスクおよび支出タイプ上書きは、すべての合弁企業に適用されます。特定の合弁企業に適用するように上書きを設定することはできません。